ヘーベルハウスの電動シャッター|費用から後付け・修理まで解説

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ヘーベルハウスの電動シャッターの導入を検討しているけれど、後付けの費用はどのくらいかかるのか、また修理が必要になった際の対応はどうすれば良いのか、疑問に思う点は多いでしょう。

日々の暮らしを快適にする電動シャッターですが、価格やメンテナンス、停電時の手動操作、リモコンの交換や防犯性能まで、知っておきたい情報は多岐にわたります。

特に、専門のメーカーに見積もりを依頼する際のポイントや、LIXILやYKK APといった主要メーカーごとの特徴比較は、後悔しない選択をするために不可欠です。

この記事では、ヘーベルハウスの電動シャッターに関するあらゆる疑問を解消するため、後付けの費用相場から、故障時の修理方法、さらには寿命を延ばすためのメンテナンスのコツまで、詳しく解説していきます。

この記事でわかること
  • ➤ヘーベルハウスの電動シャッターを後付けする際の費用相場
  • ➤LIXILやYKK APなど主要メーカーごとの特徴と価格の違い
  • ➤リモコン故障時の修理や交換にかかる費用と対処法
  • ➤停電時でも安心な手動での開閉操作の方法
  • ➤シャッターの開閉音に関する静音性の実態
  • ➤防犯対策や台風対策における電動シャッターの有効性
  • ➤寿命を延ばすための定期的なメンテナンスのポイント
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ヘーベルハウスの電動シャッターが持つ利便性と注意点

この章のポイント
  • ➤後付けで設置する場合の費用相場
  • ➤主要なメーカーごとの特徴を比較
  • ➤気になる開閉時の音はどのくらい静か?
  • ➤リモコン故障時の修理や交換について
  • ➤停電時でも手動で開閉できるのか

後付けで設置する場合の費用相場

ヘーベルハウスにお住まいで、現在設置されている手動シャッターを電動シャッターに交換したい、あるいは新規で後付けしたいと考える方は少なくないでしょう。

電動シャッターの後付け費用は、いくつかの要因によって変動しますが、大まかな相場を把握しておくことは重要です。

まず、費用を構成する主な要素は、「製品本体の価格」と「取り付け工事費」の二つに分けられます。

製品本体の価格は、シャッターのサイズや材質、機能によって大きく異なります。

例えば、一般的な掃き出し窓(幅約1.8m×高さ約2.m)の場合、シャッター本体の価格はおおよそ15万円から30万円程度が目安となるでしょう。

これに加えて、取り付け工事費が発生します。

工事費には、既存の手動シャッターの撤去費用(必要な場合)、新しい電動シャッターの取り付け作業費、そして電気配線工事費などが含まれます。

この工事費は、一般的に5万円から10万円程度が相場ですが、建物の構造や作業の難易度によって変動する可能性があります。

特に、電源を確保するための配線工事が複雑になる場合は、追加費用がかかることも考えられます。

したがって、製品代と工事費を合算すると、ヘーベルハウスの電動シャッターを後付けする場合の総費用は、一箇所あたり約20万円から40万円が目安となります。

ただし、これはあくまで標準的なケースの相場です。

複数の窓に同時に設置する場合や、特殊なサイズの窓に設置する場合には、価格が大きく変わることもあります。

正確な費用を知るためには、専門の業者から見積もりを取ることが不可欠です。

見積もりを依頼する際は、必ず複数の業者に相見積もりを取り、価格だけでなく、工事内容や保証についても詳しく確認することをおすすめします。

業者によっては、製品代と工事費をセットにしたパッケージ料金を提示している場合もありますので、内訳をしっかりと確認し、納得のいく業者を選ぶことが大切です。

主要なメーカーごとの特徴を比較

ヘーベルハウスの電動シャッターを選ぶ際に、どのメーカーの製品を選ぶかは非常に重要なポイントです。

国内の主要なシャッターメーカーとしては、「LIXIL(リクシル)」と「YKK AP」が有名であり、多くの住宅で採用されています。

これらのメーカーは、それぞれ独自の特徴や強みを持っており、価格帯や機能性も異なります。

ここでは、両社の特徴を比較し、製品選びの参考にしていただける情報を提供します。

LIXIL(リクシル)の特徴

LIXILは、住宅設備機器の総合メーカーとして高い知名度を誇ります。

LIXILの電動シャッターは、デザイン性の高さと豊富なラインナップが魅力です。

特に、住宅の外観デザインにこだわりたい方にとっては、多彩なカラーバリエーションやデザインから選べるため、満足度の高い選択ができるでしょう。

機能面では、静音性に優れたモーターを採用している製品が多く、早朝や深夜でも気兼ねなく開閉できる点が評価されています。

また、スマートフォンと連携して遠隔操作ができる「スマート電動シャッター」も展開しており、利便性を追求するユーザーから支持を集めています。

価格帯としては、比較的手頃なモデルから高機能なハイエンドモデルまで幅広く揃っているため、予算に応じて選びやすいのも特徴です。

YKK APの特徴

YKK APは、窓やサッシのトップメーカーとして知られており、その技術力を活かした高品質なシャッター製品を提供しています。

YKK APの電動シャッターの強みは、何といってもその耐久性と防災性能の高さにあります。

特に、耐風圧性能に優れた製品が多く、台風などの自然災害が多い日本の気候に適した設計がされています。

また、独自の気密構造により、断熱性や遮音性にも優れているため、快適な室内環境を維持することにも貢献します。

操作性に関しても、リモコンの使いやすさや、停電時に手動で開けやすい工夫がされている点も安心材料です。

価格帯は、LIXILと比較するとやや高めに設定されている製品もありますが、その分、品質や性能の高さを実感できるでしょう。

以下に、両社の特徴を簡単な表でまとめました。

  • デザイン性とラインナップの豊富さを重視するならLIXIL
  • 耐久性や防災・断熱性能を重視するならYKK AP

最終的にどちらのメーカーを選ぶかは、個人の価値観や住宅に求める性能によって異なります。

ヘーベルハウスの担当者や施工業者と相談しながら、自宅に最適なメーカーと製品を選ぶようにしましょう。

気になる開閉時の音はどのくらい静か?

ヘーベルハウスの電動シャッターを導入する上で、多くの方が気にする点の一つが「開閉時の音」ではないでしょうか。

特に、早朝や深夜にシャッターを操作する場合、ご近所への迷惑にならないか心配になるものです。

結論から言うと、近年の電動シャッターは静音性が大幅に向上しており、日常生活において気になるほどの大きな音が発生することはほとんどありません

電動シャッターの音は、主に「モーターの作動音」と「シャッターが巻き取られる際のガラガラ音」の二つから構成されます。

このうち、モーターの作動音については、各メーカーが技術開発を進めており、非常に静かなモーターが採用されるようになっています。

特に、DCモーターと呼ばれるタイプのモーターは、従来のACモーターに比べて格段に静かで、滑らかな動作が特徴です。

多くの最新モデルではこのDCモーターが搭載されており、「ウィーン」という静かな電子音がする程度で、室内はもちろん屋外でもほとんど気にならないレベルです。

もう一つの音の要因であるシャッターの巻き取り音ですが、こちらも様々な工夫が凝らされています。

例えば、シャッターのスラット(羽根板)同士が接触する部分に樹脂製の緩衝材が取り付けられていたり、ガイドレールに静音部材が採用されていたりすることで、金属同士が擦れる不快な音を大幅に軽減しています。

これにより、従来のシャッターのような「ガラガラガラ」という大きな音ではなく、「カラカラ」という比較的小さな音に抑えられています。

実際に、電動シャッターの作動音は、多くの製品で40dB(デシベル)前後に設計されています。

この40dBという音量は、「図書館の中」や「静かな住宅地の昼間」に相当するレベルであり、非常に静かであることがわかります。

もちろん、製品のグレードや設置状況によって多少の差はありますが、少なくともご近所トラブルの原因になるような騒音とは言えないでしょう。

ただし、長年使用していると、経年劣化により部品が摩耗したり、レールにゴミが溜まったりして、音が大きくなることがあります。

定期的なメンテナンスや清掃を行うことで、初期の静音性を長く保つことができますので、お手入れを怠らないようにしましょう。

もし音が気になる場合は、ショールームなどで実物の動作音を確認してみることをお勧めします。

リモコン故障時の修理や交換について

ヘーベルハウスの電動シャッターの利便性を支える重要な部品がリモコンです。

毎日手軽にシャッターを開閉できるのはリモコンのおかげですが、精密機器であるため、時には故障してしまうこともあります。

リモコンが効かなくなってしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。

まず、リモコンが反応しない場合に最初に確認すべきは「電池」です。

意外と見落としがちですが、電池切れが原因であるケースは非常に多くあります。

新しい電池に交換しても改善しない場合は、次にリモコン本体の故障を疑います。

リモコンの修理や交換にかかる費用は、故障の原因やリモコンの種類によって異なります。

一般的に、リモコン本体の価格は1万円から3万円程度が相場です。

もし保証期間内であれば、無償で交換してもらえる可能性もありますので、まずは保証書を確認してみましょう。

保証期間が過ぎている場合は、ヘーベルハウスのアフターサービスや、シャッターを設置した施工業者に連絡して、新しいリモコンを取り寄せる必要があります。

リモコンの故障には、いくつかのパターンが考えられます。

  1. ボタンの接触不良:長年の使用でボタンが反応しにくくなる。
  2. 基盤の故障:落下などの衝撃で内部の電子回路が破損する。
  3. 赤外線送信部の不具合:信号が正常に送信されなくなる。

これらのうち、ボタンの接触不良程度であれば修理可能な場合もありますが、基盤の故障となると、基本的には本体ごと交換することになります。

また、リモコンではなく、シャッター本体の受信機側に問題がある可能性もゼロではありません。

新しいリモコンに交換してもシャッターが動かない場合は、受信機の故障が考えられるため、専門家による点検が必要になります。

受信機の修理・交換費用は、リモコン本体よりも高額になる傾向があり、数万円の費用がかかることもあります。

リモコンを追加したい場合も、同様に業者に依頼して購入・設定をしてもらう必要があります

最近では、複数のシャッターを一つのリモコンで操作できる多機能リモコンや、スマートフォンをリモコン代わりに使える製品も登場しています。

これを機に、より利便性の高いシステムにアップグレードすることを検討してみるのも良いかもしれません。

いずれにせよ、リモコンの不具合が発生した場合は、自己判断で分解などはせず、速やかに専門の業者に相談することが、最も安全で確実な解決策と言えるでしょう。

停電時でも手動で開閉できるのか

電動シャッターの最大のメリットはボタン一つで楽に開閉できることですが、一方で「停電したらどうなるのか」という不安を持つ方も多いでしょう。

特に、台風や地震などの災害時には停電が起こりやすく、シャッターを閉めて防災対策をしたい、あるいは避難のためにシャッターを開けたいという状況が考えられます。

ご安心ください。

ヘーベルハウスで採用されているような主要メーカーの電動シャッターには、停電時にも手動で開閉できる「手動切り替え機能」が標準で備わっています

この機能により、電力が供給されていない状況でも、シャッターを操作することが可能です。

手動への切り替え方法は、メーカーや製品によって多少異なりますが、一般的には以下の手順で行います。

室内側から操作する場合

多くの電動シャッターには、室内側のシャッターボックス付近に、手動切り替え用のフックやレバーが設置されています。

このフックに専用のハンドルを引っ掛けて回したり、レバーを操作したりすることで、モーターとシャッターの連結が解除され、手動でシャッターを上下させることができるようになります。

操作自体はそれほど難しいものではありませんが、いざという時に慌てないように、事前に取扱説明書を読んで操作方法を確認しておくことが非常に重要です。

また、専用のハンドルは紛失しないように、決まった場所に保管しておきましょう。

室外側から操作する場合

製品によっては、室外側から操作できるタイプもあります。

この場合、シャッターボックスの鍵付きの蓋を開け、内部にあるワイヤーなどを引くことで手動モードに切り替えます。

ただし、手動での開閉は、当然ながら電動での操作に比べて力が必要です。

特に、大きな掃き出し窓のシャッターは重量があるため、女性や高齢の方にとっては少し大変に感じるかもしれません。

それでも、完全に開閉不能になるわけではないという点は、大きな安心材料と言えるでしょう。

さらに、オプションとして「停電用バッテリー」を用意しているメーカーもあります。

これは、停電時に自動的にバッテリーからの電力供給に切り替わり、通常通りリモコンで数回程度の開閉操作が可能になるというものです。

頻繁に停電が起こる地域にお住まいの方や、より万全な備えをしたい方は、このようなバッテリーの設置を検討するのも一つの手です。

ヘーベルハウスの電動シャッターは、利便性だけでなく、こうした非常時の安全性もしっかりと考慮されているのです。

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ヘーベルハウスの電動シャッターの性能とメンテナンス

この章のポイント
  • ➤防犯や台風対策としての有効性
  • ➤寿命を延ばすためのメンテナンス方法
  • ➤万が一の故障に備えた修理のポイント
  • ➤手動シャッターとのメリット・デメリットを比較
  • ➤最適なプランのための見積もりの取り方
  • ➤安心な暮らしを支えるヘーベルハウスの電動シャッター

防犯や台風対策としての有効性

ヘーベルハウスの電動シャッターは、日々の開閉を楽にする利便性だけでなく、住まいの安全を守るという観点からも非常に優れた設備です。

特に、「防犯性能」と「台風対策」において、その有効性は高く評価されています。

防犯対策としての有効性

空き巣などの侵入犯罪は、その多くが窓ガラスを割って侵入する手口です。

シャッターを閉めておくことで、まず窓ガラスへの直接的なアクセスを防ぐ物理的な障壁となります。

特に電動シャッターは、手動シャッターと比べて外部からこじ開けることが非常に困難な構造になっています。

モーターによってロックされているため、無理に持ち上げようとしても簡単には開きません。

この「侵入に時間がかかる」という点が、防犯上非常に重要です。

侵入に5分以上かかると、約7割の空き巣が犯行を諦めるというデータもあり、シャッターの存在は侵入を試みる者に対する強力な抑止力となるのです。

また、電動シャッターであれば、タイマー機能を使って設定した時間に自動で開閉させることも可能です。

長期の旅行などで家を留守にする際も、毎日シャッターが動くことで、在宅を装うことができ、空き巣に狙われにくくなるというメリットもあります。

台風対策としての有効性

近年、大型化する台風による被害は深刻です。

強風によって飛んできた物が窓ガラスに直撃し、ガラスが割れてしまうと、室内に風雨が吹き込み、家財が濡れるだけでなく、最悪の場合、屋根が吹き飛ばされる原因にもなりかねません。

シャッターは、こうした飛来物から窓ガラスを保護する最も効果的な対策の一つです。

ヘーベルハウスで採用されるような高品質なシャッターは、高い耐風圧性能を持つように設計されており、猛烈な風にも耐えることができます。

特に電動シャッターは、外出先からスマートフォンで遠隔操作できるモデルもあり、急な天候の変化にも対応しやすいという利点があります。

台風が接近している際に、わざわざ雨風の強い中、外に出て手動でシャッターを閉める必要がなく、室内から安全かつ確実に防災対策を完了させることができます。

このように、ヘーベルハウスの電動シャッターは、快適な暮らしを提供するだけでなく、大切な家族と財産を犯罪や自然災害から守るための、頼れる存在と言えるでしょう。

寿命を延ばすためのメンテナンス方法

ヘーベルハウスの電動シャッターは、高品質で耐久性に優れた製品ですが、長期間にわたって快適かつ安全に使用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

適切なメンテナンスを行うことで、製品本来の寿命を最大限に延ばし、予期せぬ故障を防ぐことができます。

電動シャッターの一般的な寿命は、使用頻度や環境にもよりますが、おおよそ10年から15年程度と言われています。

しかし、これはあくまで目安であり、お手入れ次第でさらに長く使い続けることも可能です。

家庭でできる基本的なメンテナンス方法は、主に「清掃」です。

シャッターのスラット(羽根板)の清掃

スラットの表面には、砂埃や排気ガスなどの汚れが付着します。

これらの汚れを放置すると、見た目が悪いだけでなく、錆や腐食の原因にもなり得ます。

年に1〜2回程度、柔らかい布やスポンジに水を含ませ、固く絞ってから優しく拭き掃除をしましょう。

汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた液を使用し、最後は必ず洗剤成分が残らないように水拭きしてください。

ガイドレールの清掃

シャッターがスムーズに動くために最も重要な部分が、左右にあるガイドレールです。

このレール内に砂や小石、落ち葉などのゴミが溜まると、シャッターの動きが鈍くなったり、異音が発生したり、最悪の場合は故障の原因になります。

月に1回程度、レール内を点検し、ゴミがあれば古い歯ブラシなどでかき出し、掃除機で吸い取るなどして、常にきれいな状態を保ちましょう。

清掃後、動きを滑らかにするために潤滑剤をスプレーしたくなるかもしれませんが、これは逆効果になることが多いので注意が必要です。

油性の潤滑剤は、かえって埃やゴミを付着させやすくするため、基本的には使用しないでください。

もし使用する場合は、必ずシリコン系の速乾性のある潤滑スプレーを、薄く塗布する程度に留めましょう。

専門家による定期点検

家庭での清掃に加えて、5〜10年に一度は、専門の業者による定期点検を受けることをお勧めします。

専門家であれば、モーターの状態や電気系統、各部品の摩耗具合など、内部の詳細な部分までチェックすることができます。

早期に不具合を発見できれば、簡単な部品交換や調整で済むことも多く、結果的に大きな修理費用を節約することにも繋がります。

こうした地道なメンテナンスが、ヘーベルハウスの電動シャッターを末永く愛用するための秘訣です。

万が一の故障に備えた修理のポイント

どれだけ丁寧にメンテナンスをしていても、長年使用していれば電動シャッターが故障してしまう可能性はあります。

いざという時に慌てないために、万が一の故障に備えた修理のポイントを事前に理解しておくことが大切です。

電動シャッターの故障には、様々な症状があります。

  • リモコンを押してもシャッターが全く動かない
  • シャッターが途中で止まってしまう
  • 開閉時に異音がする、または動きがガタガタする
  • シャッターが完全に閉まりきらない、または開ききらない

これらの症状が発生した場合、まずは落ち着いて原因を切り分けることが重要です。

例えば、シャッターが全く動かない場合、前述の通りリモコンの電池切れや、ブレーカーが落ちているといった単純な原因も考えられます。

また、シャッターの動きが悪い場合は、ガイドレールに何か異物が挟まっていないかを確認してみましょう。

自分で確認できる範囲で異常が見つからない場合は、無理に動かそうとせず、速やかに専門の業者に修理を依頼するべきです。

修理を依頼する際の窓口は、主に以下の2つです。

1つ目は、ヘーベルハウスのアフターサービス部門です。

新築時の保証期間内であれば、無償で修理してもらえる可能性があります。

保証期間が過ぎていても、家のことを知り尽くした担当者に相談できる安心感があります。

2つ目は、シャッター専門の修理業者です。

インターネットなどで探すことができますが、信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要です。

修理費用は、故障の箇所や内容によって大きく異なります。

リモコンの交換であれば1〜3万円程度ですが、モーター自体の交換が必要になると10万円以上の費用がかかることもあります

また、シャッターのスラットが変形してしまった場合の交換も、高額になる傾向があります。

修理を依頼する際は、必ず事前に見積もりを取り、修理内容と費用の詳細を確認しましょう。

その際、出張費や点検費が別途かかるのかも確認しておくと安心です。

可能であれば、複数の業者から相見積もりを取ることで、適正な価格で修理を依頼することができます。

日頃から信頼できる業者の連絡先を控えておくなど、万が一の事態に備えておくことが、安心してヘーベルハウスの電動シャッターを使い続けるためのポイントと言えるでしょう。

手動シャッターとのメリット・デメリットを比較

ヘーベルハウスで家を建てる際やリフォームを検討する際に、窓に設置するシャッターを電動にするか手動にするか、迷われる方もいらっしゃるかもしれません。

どちらにもそれぞれメリットとデメリットがあり、ライフスタイルや価値観によって最適な選択は異なります。

ここでは、電動シャッターと手動シャッターの主な違いを比較し、客観的な判断材料を提供します。

比較項目 電動シャッター 手動シャッター
利便性 非常に高い。リモコンやスイッチ一つで開閉でき、雨の日でも窓を開ける必要がない。 低い。毎日の開閉が手間で、特に大きな窓や複数の窓では重労働になる。
初期費用(価格) 高い。手動シャッターに比べて1台あたり10万円〜20万円程度高くなる。 安い。構造がシンプルなため、導入コストを抑えられる。
防犯性 高い。モーターでロックされるため、外部からのこじ開けが非常に困難。 一般的。鍵をかけることで防犯性は確保されるが、電動に比べると劣る場合がある。
停電時の対応 手動切り替え機能があるが、操作に慣れが必要。バッテリーがないと電動操作は不可。 影響なし。電力を使わないため、停電時でも通常通り使用できる。
メンテナンス・故障リスク モーターや電気系統の故障リスクがある。修理費用は高額になる可能性がある。 構造が単純なため故障しにくい。修理費用も比較的安価で済むことが多い。
開閉音 静か。近年のモデルは静音性に優れ、ご近所への配慮がしやすい。 比較的大きい。「ガラガラ」という音が響きやすく、早朝や深夜は気を遣う。

この比較から分かるように、電動シャッターの最大のメリットは、日々の操作が圧倒的に楽であるという「利便性」です。

特に、足腰が弱ってくる高齢の方や、多くの窓があるご家庭では、その恩恵を大きく感じることができるでしょう。

また、高い防犯性や静音性も魅力です。

一方で、デメリットはやはり「初期費用の高さ」と「故障時の修理費用」です。

対して、手動シャッターのメリットは「導入コストの安さ」と「故障のしにくさ」にあります。

停電時にも全く影響を受けないという点も、災害への備えとしては安心材料かもしれません。

しかし、毎日の開閉が面倒で、結局シャッターを閉めっぱなしにしてしまう「開かずのシャッター」になってしまうケースも少なくありません。

どちらを選ぶかは、初期費用と日々の利便性を天秤にかけることになります。

例えば、「1階の掃き出し窓だけは電動にして、2階の小さな窓は手動にする」といったように、場所によって使い分けるというのも賢い選択の一つです。

最適なプランのための見積もりの取り方

ヘーベルハウスの電動シャッターを後付けで設置する場合や、修理を依頼する際に、満足のいく結果を得るためには「見積もり」の取り方が非常に重要になります。

適切な見積もりを取ることで、不当に高い費用を支払うリスクを避け、自分の希望に合った最適なプランを選ぶことができます。

ここでは、上手な見積もりの取り方のポイントを具体的に解説します。

ポイント1:複数の業者から相見積もりを取る

これは最も基本的ながら、最も重要なポイントです。

1社だけの見積もりでは、その価格が適正なのかどうかを判断することができません。

最低でも2〜3社から見積もりを取り、価格や工事内容を比較検討しましょう。

依頼先としては、ヘーベルハウスのリフォーム部門、地域の工務店、シャッター専門業者などが考えられます。

それぞれの業者に特徴や強みがあるため、幅広く検討することが望ましいです。

ポイント2:見積もりの内訳を詳細に確認する

提示された見積書は、「総額」だけを見るのではなく、必ず「内訳」を細かくチェックしてください。

良い見積書には、以下のような項目が明確に記載されています。

  1. 製品名・型番・数量
  2. 製品本体の価格
  3. 取り付け工事費
  4. 既存シャッターの撤去・処分費(必要な場合)
  5. 電気配線工事費
  6. 出張費・諸経費

もし「工事一式」のように内容が曖昧な記載になっている場合は、具体的な作業内容について説明を求めましょう。

内訳を比較することで、どの業者がどの部分で費用を抑えているのか、あるいは高く設定しているのかが明確になります。

ポイント3:現地調査を必ず依頼する

電話やメールだけで概算の見積もりを出す業者もいますが、正確な見積もりを得るためには、必ず現地調査を依頼してください。

実際に設置場所の状況(窓のサイズ、壁の材質、電源の位置など)を確認してもらわないと、後から追加費用が発生するトラブルの原因になります。

現地調査の際には、担当者の対応や専門知識も、その業者が信頼できるかどうかを判断する良い材料になります。

こちらの疑問や要望に対して、丁寧に分かりやすく説明してくれる業者を選びましょう。

ポイント4:保証内容やアフターサービスを確認する

価格だけでなく、工事後の保証内容やアフターサービスについても確認しておくことが大切です。

製品に対するメーカー保証とは別に、工事に対する「施工保証」が付いているか、また、故障した際に迅速に対応してくれる体制が整っているかなどをチェックしておくと、後々の安心に繋がります。

これらのポイントを押さえて慎重に見積もりを取ることで、ヘーベルハウスの電動シャッター導入という大きな買い物を、成功に導くことができるでしょう。

安心な暮らしを支えるヘーベルハウスの電動シャッター

これまで、ヘーベルハウスの電動シャッターに関する様々な側面を詳しく見てきました。

後付けの費用から、メーカーごとの特徴、日々のメンテナンス、そして万が一の故障や停電への備えまで、多岐にわたる情報をお伝えしました。

電動シャッターは、決して安い買い物ではありません。

しかし、それ以上に日々の暮らしにもたらしてくれる快適性や安全性は、計り知れない価値があると言えるでしょう。

毎朝、ボタン一つでカーテンを開けるように太陽の光を部屋に取り込み、夜は静かにシャッターを閉めてプライバシーと安全を確保する。

雨の日や風の強い日でも、窓を開けることなく安心して開閉できる手軽さは、一度体験すると手放せなくなるほどの利便性です。

また、防犯や防災という観点からも、電動シャッターは非常に頼もしい存在です。

頑丈なシャッターが物理的な障壁となり、犯罪者から家を守り、台風の飛来物から窓ガラスを保護してくれます。

これは、ヘーベルハウスが提供する堅牢な住まいの性能を、さらに高める重要な設備と言えるのではないでしょうか。

もちろん、導入にあたっては、費用やメンテナンスの手間といった現実的な側面も考慮する必要があります。

本記事で紹介した見積もりの取り方などを参考にしていただき、ご自身のライフスタイルや予算に合った最適なプランを慎重に選ぶことが大切です。

手動シャッターと比較した際のメリット・デメリットを十分に理解し、納得した上で導入を決定してください。

ヘーベルハウスの電動シャッターは、単なる便利な設備というだけではありません。

それは、日々の小さな手間を解消し、家族の安全を守り、長期にわたって快適で安心な暮らしを支え続けてくれる、住まいにとっての重要なパートナーなのです。

この記事のまとめ
  • ➤ヘーベルハウスの電動シャッター後付け費用は20万から40万円が相場
  • ➤費用はシャッター本体価格と取り付け工事費で構成される
  • ➤主要メーカーにはデザイン性のLIXILと耐久性のYKK APがある
  • ➤近年の電動シャッターは図書館並みの静音性を実現している
  • ➤開閉音の原因はモーター作動音とシャッター巻き取り音
  • ➤リモコンが故障した場合の交換費用は1万円から3万円程度
  • ➤リモコン故障時はまず電池交換を試すことが重要
  • ➤停電時でも手動切り替え機能でシャッターの開閉は可能
  • ➤手動操作は専用ハンドルなどを用いて室内外から行える
  • ➤電動シャッターは防犯対策として侵入抑止効果が高い
  • ➤台風時の飛来物から窓ガラスを保護する防災設備としても有効
  • ➤寿命を延ばすにはガイドレールの定期的な清掃が不可欠
  • ➤故障修理はヘーベルハウスか専門業者に依頼し相見積もりが推奨される
  • ➤手動シャッターに比べ初期費用は高いが利便性で大きく上回る
  • ➤最適なプラン選びには複数社からの詳細な見積もりが欠かせない
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