飯田グループ・一建設の評判は?200件の口コミを調査してわかった本当のこと

*当ページには広告が含まれています。

建売を探していると、気づけば飯田グループの物件ばかりが出てくる。

価格は安い。立地も悪くない。

でも、検索するたびに「欠陥住宅」「施工不良」「アフターがひどい」という言葉が目に入る。

「本当に大丈夫なのか」

かと思えば「この価格でこの立地は他では無理だった」「買って良かった」という声もある。

どちらが本当のことなのか。

それを教えてくれる記事が、なかなか見つからない。

私も同じ状況から調べ始めました。

200件以上の口コミを読み込んでわかったのは、飯田グループ・一建設への評価が割れる理由には、はっきりした「構造」があるということです。

その構造がわかれば、自分が買って後悔するタイプかどうかも判断できます。

悪い評判から順番に見ていきます。

この記事でわかること
  • 飯田グループとは何か・グループ6社の違いと規模
  • 200件の口コミから見えた「悪い評判」の共通パターン
  • それでも売れ続ける理由・良い評判の共通点
  • 飯田グループ・一建設が向いている人・向いていない人の判断基準
  • 後悔しない購入のための3つのチェックポイント

飯田グループとはどんな会社か・まず規模を理解する

この章のポイント
  • 飯田グループホールディングスの概要と日本最大の規模
  • グループ6社の特徴と一建設の位置づけ
  • 「どこにでもある」理由と、それがもたらすデメリットの関係

日本最大の分譲戸建住宅グループ

飯田グループホールディングス(飯田GHD)は、一建設・アーネストワン・飯田産業・タクトホーム・東栄住宅・アイディホームの6社を傘下に持つ日本最大の分譲戸建住宅グループです。

グループ全体で年間約2万8,000棟以上の建売住宅を供給しており、首都圏の建売市場において圧倒的なシェアを誇ります。

グループ全体の売上は約1兆4,596億円(2025年3月期)に達しています。

「建売を探すと飯田グループばかり出てくる」という感覚は正しいです。

首都圏の建売市場ではシェアトップクラスで、文字通りどこにでもあります。

それだけ大量に供給しているからこそ、良い口コミも悪い口コミも大量に存在します。

グループ6社の売上ランキングと一建設の位置づけ

グループ内の各社の規模を整理します。

  • 1位・一建設:売上2,787億円・供給シェア25.7%(リーブルガーデンブランド)
  • 2位・飯田産業:売上2,034億円・シェア17.5%(ハートフルタウンブランド)
  • 3位・アーネストワン:売上2,008億円・シェア25.0%
  • 4位・タクトホーム:売上1,499億円・シェア14.4%
  • 5位・東栄住宅:売上1,523億円・シェア13.1%
  • 6位・アイディホーム:売上459億円・シェア4.6%

一建設はグループ内で売上・供給棟数ともに圧倒的な1位です。

「建売といえば一建設」という認識は数字的にも正確です。

この大量供給というビジネスモデルが、良い評判と悪い評判の両方を生んでいる構造的な原因です。

次の章でその詳細を見ていきます。

では、具体的にどんな悪い評判があるのか。

200件の口コミから見えた「悪い評判」の正体

この章のポイント
  • 最も多かった不満1:施工品質のばらつき
  • 不満2:アフターサービスの対応の悪さ
  • 不満3:断熱性能の低さ
  • 「欠陥住宅」と言われる本当の理由

最も多かった不満1:施工品質のばらつき

200件の口コミから見えた悪い評判の正体

口コミを200件以上読み込んで最も多かったネガティブな声が「施工が雑だった」という内容でした。

「壁の浮き彫り」「床の傷」「外壁の継ぎ目の処理が雑」「排水の勾配が取れていない」といった具体的な指摘が複数見られました。

これは飯田グループ固有の問題というより、「短期間で大量に建てる」ビジネスモデルが生む構造的な課題です。

工期が短く、施工を担当する下請け業者の質によってばらつきが出やすい構造になっています。

大手ハウスメーカーでも職人次第でばらつきは起きますが、工程が速いほどリスクが高まります。

不満2:アフターサービスの対応の悪さ

「購入前とその後では客への対応に大きな差がある」「売ったあとは連絡なし」「クレームを入れても費用がかかると言って対応しない」という声が多く見られました。

独自調査によると「外壁の角部分の仕上げに問題があり修理を依頼したところ有償との回答で放置」「引っ越し直後に排水周りの問題が出たが対応が悪かった」という具体的なケースも見られます。

アフターサービスの薄さは飯田グループ・一建設の口コミで最も繰り返されるテーマです。

購入前に「引き渡し後の不具合はどこに連絡するか」「保証の範囲はどこまでか」を必ず書面で確認しておくことが最低限の自衛策です。

不満3:断熱性能の低さ

飯田産業の建売を購入した42人への独自調査でも明らかになっているのが、断熱性能への不満です。

「冬が思ったより寒い」「夏の冷房効率が悪い」という口コミが複数見られました。

2026年現在、住宅業界全体で断熱等級6から7の高断熱化が進んでいますが、飯田グループの標準仕様は断熱等級4程度の物件が多いです。

「価格が安い理由の一つが断熱性能を抑えているから」という理解が必要です。

購入前に断熱材とサッシの種類を必ず確認することをすすめます。

特にアルミサッシが使われている場合は、断熱性能が低い可能性が高いです。

「欠陥住宅」と言われる本当の理由

「飯田グループは欠陥住宅だ」という声をネットで見かけることがあります。

しかし口コミを読み込んで感じたのは、これは「欠陥住宅」というより「着工棟数が多いことに起因するヒューマンエラー」というのが実態に近いということです。

大手ハウスメーカーでも施工ミスはゼロではありません。

飯田グループの場合は供給棟数が圧倒的に多いため、絶対数として問題の声が多く見える構造になっています。

問題を防ぐ方法は一つです。引き渡し前にホームインスペクション(住宅検査)を依頼することです。

5万から10万円で第三者が施工品質を確認できます。

これだけのデメリットがあるのに、なぜ年間2万8,000棟以上が売れ続けているのか。

次の章でその理由を見ていきます。

それでも売れ続ける理由・200件の良い評判

この章のポイント
  • 最も多かった満足の声:価格と立地のコスパ
  • 満足の声2:物件数が多く選択肢が豊富
  • 満足の声3:即入居できる安心感
  • 評判が割れる本当の構造

最も多かった満足の声:この価格でこの立地は他では無理だった

それでも売れ続ける理由・良い評判

口コミで最も多かった高評価の声が「この価格でこの立地に住めるのは飯田グループ以外ではなかった」という内容です。

大量仕入れ・大量供給によるコスト削減を活かし、他の建売業者より安い価格帯で物件を提供できるのが飯田グループの最大の強みです。

一建設の建売「リーブルガーデン」シリーズは坪単価38万円台からという価格帯で、首都圏でも手の届く価格を実現しています。

「予算内で駅近の一戸建てに住みたい」という需要に対して、他社が代替できないポジションを持っています。

満足の声2:物件数が多く選択肢が豊富

「希望エリアに複数の物件があったので比較できた」という声が見られました。

飯田グループは供給棟数が圧倒的に多いため、希望エリア・予算・広さの条件を複数組み合わせても選択肢が豊富にあります。

物件数の多さは「比較できる」という点でも有利です。

同じ飯田グループの物件でも、棟数が多い分、良い物件と悪い物件を比較選択できます。

内覧を複数回行い、丁寧に選ぶことが後悔しない建売選びの第一歩です。

評判が割れる本当の構造

200件の口コミを読んで見えた結論があります。

飯田グループ・一建設への評価が割れる最大の理由は「期待値の差」です。

注文住宅や大手ハウスメーカーと同等の品質・保証・アフターサービスを期待して買った人が後悔し、「価格と立地を最優先に割り切って買った人」は満足しているというパターンが繰り返されています。

「飯田グループがやばいかどうか」という問いの答えは、あなたが何を優先しているかによって変わります。

価格・立地優先なら強い選択肢です。性能・保証・アフターサービス優先なら、他社と比較する価値があります。

自分はどちらのタイプか。

それを判断するための基準を次の章で整理します。

飯田グループ・一建設が向いている人・向いていない人

この章のポイント
  • 向いている人の条件
  • 他のハウスメーカーを選ぶべき人の条件
  • 後悔しない購入のための3つのチェックポイント

飯田グループ・一建設が向いている人の条件

200件の口コミと業界データを調査した結果、以下の条件に当てはまる方に向いています。

  • 予算を抑えつつ、希望エリアの駅近に戸建てで住みたい
  • 断熱性能より立地・価格を重視している
  • 早めに入居したい(完成済み物件が多く即入居可)
  • 選択肢を広く持ちたい(物件数が多い)
  • ローコスト建売として割り切って購入できる

特に「予算内で駅近の一戸建てに住みたい」という方にとって、飯田グループは物件数の豊富さと価格競争力において他社が代替できない強みを持っています。

他のハウスメーカーを選ぶべき人の条件

一方、以下の条件に当てはまる方は他社との比較を十分に行うことをすすめます。

  • 断熱性能・気密性能にこだわりがある
  • 長期保証(30年以上)を重視している
  • アフターサービスの充実度を重視している
  • 建物の仕上げや内装のクオリティを重視している

「飯田グループが良いか悪いか」という問いの立て方自体が間違っています。

「自分の優先事項に合っているか」で判断するのが正しい視点です。

どちらにしても、1社だけで決めずに複数社の物件を比較することが後悔しない建売選びの鉄則です。

後悔しない購入のための3つのチェックポイント

飯田グループ・一建設の物件を検討する際に必ず押さえておきたい3点です。

  • 引き渡し前にホームインスペクションを依頼する:5万から10万円で第三者が施工品質を確認。施工品質の不安を大幅に軽減できる
  • 断熱材とサッシの種類を確認する:アルミサッシの場合は断熱性能が低い可能性が高い。特に寒冷地や2階建ての場合は要注意
  • アフターサービスの保証内容と連絡先を契約前に書面で確認する:引き渡し後の不具合対応窓口と保証の範囲を明確にしておく

この3点を守るだけで、口コミで見られる後悔のほとんどは回避できます。

まずは複数の物件を内覧・比較して、自分の優先事項に合った物件を選んでください。

グループ6社の違い・どのブランドを選ぶべきか

この章のポイント
  • グループ6社は実態として大きな差はない
  • エリアによって物件を持つ会社が違う
  • ブランドより「物件」で選ぶのが正解

6社は「看板が違うだけ」という実態

グループ6社の違い

飯田グループの6社を調べると、口コミにこんな声があります。

「一建設とアーネストワンと飯田産業の家を見たことがありますが、どれも全く同じような印象。見た目では区別がつかない」

実際、グループ各社は同じ親会社のもとで、同じような仕様・価格帯・施工体制で建てています。

つまり「一建設と飯田産業、どちらがいいか」という問いにあまり意味はありません。

グループとして同じ土台の上に立っており、品質・価格・アフターサービスの傾向も似通っています。

ブランドで選ぶより「物件の立地・間取り・状態」で選ぶ方が正解です。

エリアによって強いブランドが違う

6社の最大の違いは「得意なエリア」です。

  • 一建設(リーブルガーデン):首都圏全域・供給数最大
  • アーネストワン:首都圏・関東を中心に展開
  • 飯田産業(ハートフルタウン):関東・東海・近畿など広域展開
  • タクトホーム:首都圏・関東中心
  • 東栄住宅:首都圏・東海エリアが強い
  • アイディホーム:首都圏・神奈川エリアが中心

希望のエリアに物件が多いブランドを選ぶのが最も合理的です。

特定のブランドにこだわるより、希望エリアで複数のグループ会社の物件を横断して比較することをすすめます。

飯田グループ・一建設で値引き交渉は可能か

この章のポイント
  • 値引き交渉は可能・ただしタイミングが重要
  • 成功しやすいケースと失敗しやすいケース
  • 値引き以外でコストを下げる方法

値引き交渉は可能・タイミングが全て

補助金を受け取るまで

飯田グループ・一建設の建売住宅で値引き交渉は可能です。

ただし成功するかどうかは「タイミング」によって大きく変わります。

  • 完成から3ヶ月以内:値引きに応じにくい(在庫として認識していない)
  • 完成から3から6ヶ月:値引き交渉に応じ始める(2から3%程度)
  • 完成から6ヶ月以上:大幅値引きの可能性あり(3から5%程度)
  • 決算期前(1月から2月):売上目標のために値引きに応じやすい

飯田グループの建売は竣工から1年経過すると「新築住宅」と表記できなくなります。

中古住宅扱いになると相場価格が大幅に下がるため、販売会社は値引きしてでも1年以内に売りたいという動機があります。

この「売り手の事情」を理解しておくと交渉が有利になります。

成功しやすい交渉の進め方

口コミを調べると、値引き交渉が成功した方に共通するパターンがありました。

「事前に住宅ローンの仮審査を通しておいた」「複数の物件を見ていることを伝えた」「具体的な金額と期限を提示した」という3点です。

「安くしてほしい」という曖昧な要求では交渉になりません。

「○○万円であれば今週中に契約できます」という形で、具体的な金額と期限を提示することが値引き交渉成功の鉄則です。

相場は販売価格の2から3%、100万円前後が現実的な目標です。

まとめ:飯田グループ・一建設は「何を優先するか」で評価が変わる

「やばい」という評判の正体は、大手ハウスメーカーと同等の品質・保証を期待した人との期待値の差でした。

施工品質のばらつき・アフターサービスの薄さ・断熱性能の低さというデメリットは、ホームインスペクションの活用・事前確認・複数物件の比較という具体的な対策で補えます。

冒頭で感じた「本当に大丈夫なのか」という不安の答えは、ここにあります。

価格と立地を優先するなら、選ぶ理由は十分にある。

性能と保証を優先するなら、他社と比較してから決めればいい。

どちらにしても、次の一歩は同じです。

複数の物件を内覧・比較して、自分の優先事項に合った物件を探してください。

この記事のまとめ
  • 飯田グループは一建設・飯田産業など6社を傘下に持つ日本最大の分譲戸建メーカー
  • グループ全体の売上は約1兆4,596億円(2025年3月期)・年間供給棟数2万8,000棟以上
  • 一建設はグループ内売上1位(2,787億円)・供給シェア25.7%
  • 最も多い不満は「施工品質のばらつき」「アフターサービスの対応の悪さ」「断熱性能の低さ」
  • 「欠陥住宅」と言われる原因は着工棟数の多さに起因するヒューマンエラーが実態に近い
  • 最も多い満足の声は「この価格でこの立地に住めた」というコスパへの評価
  • 評判が割れる原因は「期待値の差」・価格立地優先で割り切った人は満足している
  • 引き渡し前のホームインスペクション(5万から10万円)で施工品質の不安を軽減できる
  • 価格・立地優先なら強い選択肢・断熱性能・保証重視なら他社比較が必要
  • 複数物件を内覧・比較することが後悔しない建売選びの鉄則

おすすめの記事