
「たかがシャッターの開け閉めくらい、手動で十分じゃない?」
家づくりの見積もりを見ながら、そう思ったことはありませんか?
何十万円もかけて電動にするなんて、正直「贅沢品」だと思いますよね。
でも、実際に住み始めてから気づくんです。
「毎日のこと」の重みを。
雨の日に窓を開けてシャッターを閉める時の、あの吹き込んでくる雨風。
夏場の夕方、シャッターを閉めようと窓を開けた瞬間に侵入してくる蚊へのストレス。
これらは、図面を見ているだけではなかなか想像できない「生活のリアル」なんですよね。
この記事では、積水ハウスの情報を徹底的に調べ上げている私が、電動シャッターの「本当の価値」について、メリットだけでなく、故障のリスクや価格というシビアな面も含めて解説します。
あなたが「やっぱりつけておけばよかった」と後悔しないための、判断材料になれば嬉しいです。
- 積水ハウスの電動シャッターの種類とメーカー
- 採用するメリットと実際のデメリット
- 電動化にかかる費用のリアルな目安
- 故障や停電時の具体的な対処法
- 電動シャッターが必要な人と不要な人の違い
- 後悔しないための予算配分の考え方
- スリットシャッターの快適性と価値
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積水ハウスの電動シャッターとは?種類やメーカーの特徴
- 積水ハウスで選べるシャッターメーカーとOEM事情
- 人気オプション「スリットシャッター(通風・採光タイプ)」の魅力
まずは、積水ハウスで採用できる電動シャッターの基本的な知識を整理しておきましょう。
「積水ハウス製」のシャッターがあるわけではなく、基本的には大手建材メーカーの製品を積水ハウス仕様として採用することになります。
カタログを見ていると「どれも同じに見える」と感じるかもしれませんが、実は機能面で大きな違いがあるんです。
特に、単なる目隠しとしてのシャッターなのか、それとも光や風を取り込める高機能タイプなのかによって、生活の質はガラリと変わります。
ここでは、主要なメーカーや、積水ハウスオーナーの間で話題になることが多い「スリットシャッター」について、その特徴を深掘りしていきたいと思います。
構造を知ることで、自分たちの暮らしに本当に必要な機能が見えてくるはずですよ。
積水ハウスで選べるシャッターメーカーとOEM事情

積水ハウスの家づくりにおいて、シャッターは主に窓サッシとセットで考える必要があります。
基本的に、サッシメーカーに合わせたシャッターが提案されることがほとんどですね。
主なメーカーとしては、以下の3社が挙げられます。
- 三和シヤッター
- YKK AP
- 文化シャッター(ガレージシャッターなどで採用例多し)
これらは「積水ハウス仕様」として※OEM供給されているケースも多く、細かい仕様やカラーリングが一般市販品と異なる場合があります。※OEM(委託者のブランドで製品を生産すること、または生産するメーカー)
例えば、外壁のベルバーンやダインコンクリートの色味に合わせたサッシ枠やシャッターボックスが用意されているのは、ハウスメーカーならではの強みと言えるでしょう。
重要なのは、契約後の変更が難しい場合があること。
特にサッシメーカーは家の断熱性能やデザインにも関わる部分なので、設計の初期段階で「どこのメーカーの製品が入るのか」を確認しておくことをおすすめします。
個人的には、モーター音の静かさやリモコンの操作性など、メーカーごとに微妙な「クセ」があると感じています。
展示場で実際に動かして、「ウィーン」という音の大きさや速度を体感してみると良いですよ。
人気オプション「スリットシャッター(通風・採光タイプ)」の魅力
積水ハウスで家を建てるなら、ぜひ検討してほしいのが「スリットシャッター」です。
これ、一度体験すると普通のシャッターには戻れないほどの快適さなんですよね。
シャッターを閉めた状態でも、ブラインドのようにスラット(羽)の角度を変えたり、隙間を空けたりして、光や風を採り入れることができるタイプのことです。
その最大の魅力は、なんといっても「防犯しながら風を通せる」という安心感と快適性の両立にあります。
例えば、夏の夜。
窓を全開にして寝るのは防犯上怖いですが、スリットシャッターなら、鍵をかけたまま風を通せます。
エアコンが苦手な方や、春や秋の心地よい季節には最強のアイテムになるんです。
普通の電動シャッターに比べて価格は上がりますが、カーテンを開けて暮らせる開放感は、お金に変えられない価値がある気がしますね。
積水ハウスで電動シャッターを採用するメリットとデメリット
- 毎日の開閉作業からの解放と「虫対策」の効果
- 防犯性能の向上と台風時の安心感について
- 導入後の故障リスクとメンテナンスの手間
「便利そうだけど、壊れたらどうするの?」
「高いお金を払う価値はあるの?」
ここが一番気になるところですよね。
電動シャッターは、生活を劇的に楽にしてくれる一方で、機械モノである以上、リスクもゼロではありません。
私自身、リサーチを進める中で「電動にして最高!」という声と、「修理費が高くて泣いた」という声の両方を目にしてきました。
どちらも真実なんですよね。
この章では、きれいごと抜きで、電動シャッターのメリットとデメリットを天秤にかけてみたいと思います。
あなたのライフスタイルにとって、メリットがデメリットを上回るかどうか、一緒に考えてみましょう。
毎日の開閉作業からの解放と「虫対策」の効果

私は極度の「面倒くさがり」かつ「虫嫌い」です。
だからこそ断言できるのですが、電動シャッターの最大のメリットは「窓を開けずに開閉できること」に尽きます。
手動シャッターの場合、以下の動作が必要です。
- カーテンを開ける
- 窓のロックを外して窓を開ける(網戸も開ける)
- 身を乗り出してシャッターを下ろす(冬は寒い、夏は虫が入る)
- 窓を閉めてロックする
- カーテンを閉める
これが電動なら、リモコンのボタンを「ポチッ」と押すだけ。
この差は圧倒的です。
特に強調したいのが虫対策です。
夕方、室内の明かりにつられて網戸に張り付いている小さな虫たち。
手動シャッターを閉めるために網戸を開けた瞬間、ヤツらは室内に侵入してきます。
あれ、本当に嫌ですよね…。
電動シャッターなら、窓を閉め切ったまま操作できるので、虫の侵入リスクはゼロです。
これだけでも、虫嫌いな人にとっては採用する価値が十分にあると私は思います。
防犯性能の向上と台風時の安心感について
次に防犯面です。
電動シャッターは、構造上、外から無理やりこじ開けるのが非常に困難だと言われています。
モーターのロックがかかっているため、手動シャッターよりも防犯性は高いとされています。
また、台風の時にも大きな威力を発揮します。
暴風雨の中で、わざわざ窓を開けてシャッターを閉めるのは危険ですし、室内が濡れてしまいますよね。
電動なら、雨戸を閉める感覚で安全に室内のスイッチ一つで防御態勢に入れます。
最近の日本は台風や異常気象が多いですから、「家を守る鎧」を瞬時に装着できるというのは、精神的な安心感に直結します。
「何かあった時にすぐ閉められる」という安心感は、想像以上に大きいですよ。
導入後の故障リスクとメンテナンスの手間

さて、ここからはデメリットの話をしましょう。
避けて通れないのが「故障リスク」です。
電動シャッターは電化製品です。
冷蔵庫や洗濯機と同じように、いつかは壊れます。
一般的には10年〜15年程度が寿命の目安と言われていますが、モーターの故障や基盤のトラブルが発生した場合、修理費用は数万円〜十数万円単位になることもあります。
「手動なら壊れないのに…」と後悔する人の多くは、この修理費用の高さに直面した時です。
また、音の問題もゼロではありません。
最近の製品はかなり静かになりましたが、それでも早朝や深夜に開閉すると、「ウィーン」というモーター音は響きます。
隣の家との距離が近い場合は、少し気を使う必要があるかもしれません。
「便利さを取るか、メンテナンスフリーを取るか」。
ここは、あなたの価値観が試されるポイントですね。
積水ハウスの電動シャッターの価格は?導入費用の目安
- 窓のサイズ別に見る電動化の追加費用
- 手動シャッターからの変更差額とコストダウンのコツ
「で、結局いくらかかるの?」
ここが一番知りたいところですよね。
積水ハウスの見積もりは「一式」などでまとめられてしまうこともあり、シャッター単体の価格が見えにくいこともあります。
もちろん、選ぶ窓の大きさやシリーズ(シャーウッドか鉄骨かなど)によって価格は変動しますが、大まかな相場を知っておくことは予算管理において非常に重要です。
ここでは、私が様々なオーナーさんの情報や見積もり例を分析して導き出した、おおよその「相場感」をお伝えします。
これを基準に、設計担当者さんと交渉してみてください。
窓のサイズ別に見る電動化の追加費用

結論から言うと、手動シャッターから電動シャッターに変更する場合の差額は、掃き出し窓(幅160cm〜180cm程度の一般的なサイズ)1箇所につき、おおよそ6万円〜10万円前後プラスになるケースが多いようです。
これがスリットシャッター(通風タイプ)になるとさらに跳ね上がり、通常の電動シャッターからさらに数万円〜10万円ほどアップすることも珍しくありません。
例えば、リビングの大きな窓2箇所と、寝室の窓2箇所をすべて電動にすると、それだけで30万円〜40万円の増額になる可能性があります。
うーん、結構な金額ですよね。
ただ、これを「高い」と見るか、「365日の手間を買う」と見るかです。
10年使うとして、1日あたり数十円のコストで毎日の重労働から解放されると考えれば、決して高い投資ではないかもしれません。
手動シャッターからの変更差額とコストダウンのコツ
予算オーバーしてしまった場合、どうやってコストを抑えればいいのでしょうか。
私がおすすめするのは「仕分け」です。
全ての窓を電動にする必要はありません。
優先順位をつけて、電動と手動を使い分けるのが賢い方法です。
具体的には、以下のような基準で仕分けるのがおすすめです。
- 毎日開閉するリビングの大きな窓:絶対に電動(費用対効果が高い)
- 子供部屋や客間:手動、もしくはシャッターなし(防犯ガラスのみ)
- 手の届きにくい場所や高窓:電動(操作性を考慮)
特に「幅の広い窓」はシャッター自体が重くなるため、手動だとかなりの筋トレになります。
ここをケチると後悔する可能性が高いので、優先的に電動にすることをおすすめします。
逆に、腰高窓などの小さな窓は、手動でもそこまで苦になりません。
メリハリをつけた予算配分が、満足度の高い家づくりの秘訣ですよ。
故障や停電はどうする?積水ハウスの電動シャッターの注意点
- 停電時に手動で開けるための非常開放操作
- 動かない時のチェックポイントと修理依頼の流れ
「災害に強い家」として積水ハウスを選んだのに、停電でシャッターが開かなくなって閉じ込められたら本末転倒ですよね。
電動シャッター導入を躊躇する最大の理由が、この「停電時の対応」ではないでしょうか。
でも、安心してください。
ちゃんと対策は用意されています。
ただ、いざという時にパニックにならないよう、事前にその仕組みを知っておくことが大切です。
また、故障した時のサポート体制についても触れておきます。
「カスタマーズセンター」の対応力は積水ハウスの強みですが、具体的な流れを知っておくといざという時に落ち着いて行動できます。
停電時に手動で開けるための非常開放操作

実は、多くの電動シャッターには「非常開放機構」が備わっています。
停電して電気が使えなくなっても、手動で開けられる仕組みがあるんです。
ただし、これには注意が必要です。
ボタン一つで切り替わるわけではなく、シャッターボックス付近にある紐を引いたり、ハンドルを回したりといった操作が必要になるケースが一般的です。
中には、オプションで非常用バッテリーを設置できるタイプもありますが、標準仕様では「手動切り替え操作」が必要になることが多いです。
重要なのは、引き渡しの時に必ず「非常時の開け方」を実演してもらうこと。
取扱説明書を読むだけでは、真っ暗な停電時には絶対に操作できません。
「ここを引っ張るんですね」「結構力が要りますね」といった感触を、一度でも体験しておくことが、家族の安全を守ることに繋がります。
動かない時のチェックポイントと修理依頼の流れ
「あれ?スイッチを押しても動かない…」
そんな時、すぐに故障と決めつけるのは早計かもしれません。
意外と多いのが、以下のパターンです。
- 冬場、シャッターの下部が凍結して張り付いている
- 障害物検知センサーに物が引っかかっている
- リモコンの電池切れ(壁付けスイッチでない場合)
特に冬の朝、凍結している状態で無理に動かそうとすると、モーターに負荷がかかって本当に故障してしまう原因になります。
溶けるのを待つ余裕も必要ですね。
それでも動かない場合は、積水ハウスのカスタマーズセンターへ連絡しましょう。
積水ハウスのアフターサービスは業界でも評判が良いですが、シャッター自体はメーカー製なので、部品取り寄せに時間がかかることもあります。
余談ですが、私の知人は「シャッターが斜めに降りてきて止まった」というトラブルに見舞われました。
原因は内部の巻き取りベルトの不具合だったそうですが、やはり機械モノにはメンテナンスが必要だと痛感した出来事でした。
積水ハウスの電動シャッターは必要?後悔しない判断基準
- 採用して満足度が高い人・手動でも問題ない人の特徴
- 予算配分で迷った時の優先順位の考え方
ここまで、メリット・デメリット、価格、リスクについて見てきました。
情報は出揃いましたが、最後は「あなたにとって必要か?」という決断です。
家づくりは取捨選択の連続です。
全てを最高スペックにできれば苦労しませんが、予算という壁が立ちはだかります。
ここでは、私が多くの施主さんの声を聞く中で感じた、「電動シャッターを入れるべき人」と「なくても大丈夫な人」の境界線を整理してみます。
自分のライフスタイルと照らし合わせてみてください。
採用して満足度が高い人・手動でも問題ない人の特徴

ズバリ、電動シャッターを採用して「大正解だった!」と感じる人は、以下のようなタイプです。
- 毎日必ずシャッターを閉めたい人:防犯意識が高い、または夜は完全に遮断したい人。
- 虫がとにかく苦手な人:窓を開けずに閉められるのは最強のメリット。
- 高齢者や力の弱い方がいる家庭:大きな窓の手動開閉は重労働です。
- 共働きで帰宅が遅い人:帰宅後すぐにプライバシーを確保したい時に便利。
逆に、「別に手動でもいいんじゃない?」という人はこんなタイプです。
「そもそもシャッターを閉める習慣がない」「台風の時くらいしか使わない」という方です。
使用頻度が低いなら、高額な電動オプションは宝の持ち腐れになるかもしれません。
また、若くて体力があり、「数万円浮くなら毎日の開閉くらい頑張るよ」というガッツのある方も、手動で十分かもしれませんね。
(ただし、年齢を重ねた時のことも少しだけ想像してみてくださいね)
予算配分で迷った時の優先順位の考え方
もし予算調整で悩んでいるなら、私は「リビングのメイン窓だけは死守する」ことを強くおすすめします。
LDKは家の中心であり、窓も一番大きい場所です。
ここのシャッター開閉がストレスになると、家全体の満足度が下がってしまいます。
逆に、寝室や子供部屋はコストダウン対象として手動にする、あるいは防犯ガラスを採用してシャッター自体をなくすという選択肢もあります。
「全部やるか、全部やめるか」の0か100かで考えず、「必要な場所に必要な機能」を配置する。
これが、積水ハウスのような自由設計の家づくりにおける醍醐味であり、賢い戦略だと私は思います。
まとめ:積水ハウスの電動シャッター選びで失敗しないために
積水ハウスの電動シャッターについて、メリットからデメリット、費用の話まで深掘りしてきました。
正直なところ、電動シャッターは「なくても生活できる」設備です。
でも、「あると生活の質が劇的に上がる」設備であることも間違いありません。
もしあなたが、少しでも「毎日の手間」を減らしたいと思っているなら、他のオプションを削ってでも電動シャッターを検討する価値は十分にあります。
最後にもう一度、今回のポイントを整理しておきます。
- 積水ハウスのシャッターはLIXILやYKK APなどのOEMが主流
- スリットシャッターは通風と防犯を両立できる最強オプション
- 最大のメリットは窓を開けずに開閉でき虫が入らないこと
- デメリットは故障リスクと将来的な修理費用
- 電動化の費用目安は1箇所あたりプラス6〜10万円前後
- 予算を抑えるならリビングの大きな窓だけ電動にするのが正解
- 停電時の手動開放方法は引き渡し時に必ず実演で確認する
- 冬場の凍結時は無理に動かさず溶けるのを待つ
- 使用頻度が高い場所ほど電動化の恩恵は大きい
- シャッターなし+防犯ガラスという選択肢も検討する

