タマホームの棟上げ完全ガイド|準備・費用・当日の流れ

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タマホームでのマイホーム建築、誠におめでとうございます。

基礎工事が終わり、いよいよ家の骨組みが立ち上がる棟上げの日が近づいてくると、期待で胸が膨らみますね。

一方で、タマホームの棟上げ(むねあげ)を前にして、多くの方が何から準備すれば良いのか、様々な疑問や不安を抱えているのではないでしょうか。

最近では上棟式をしないケースも増えていますが、それでも大工さんたちへのお礼として差し入れやご祝儀をどうするか、その費用はいくらくらいが相場なのか、悩むポイントは尽きません。

また、当日の流れや現場へ行くべき時間、もしも天気が雨だった場合の対応など、初めての経験だからこそ分からないことばかりだと思います。

インターネットでブログなどを検索しても、情報が多すぎて逆に混乱してしまうこともあるかもしれません。

この記事では、そんなタマホームの棟上げ(むねあげ)に関するあらゆる疑問を解消し、施主として後悔のない一日を過ごすための準備や当日のポイントを網羅的に解説します。

上棟式を行うかどうかの判断基準から、具体的な差し入れの品物、ご祝儀の金額、当日のスマートな立ち振る舞いまで、この記事を読めば全てが分かります。

大切なマイホームづくりの重要な一日を、職人さんたちへの感謝が伝わる素晴らしい日にするために、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること
  • ➤タマホームで上棟式をしない場合の対応方法
  • ➤棟上げ当日に向けた具体的な準備と流れ
  • ➤ご祝儀や差し入れにかかる費用のリアルな相場
  • ➤大工さんや職人さんに喜ばれる差し入れの内容
  • ➤棟上げ当日の最適な訪問時間とスマートな挨拶
  • ➤突然の雨など天候不良時の正しい対応策
  • ➤棟上げを成功させ、良好な関係を築く秘訣
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タマホームの棟上げ(むねあげ)で後悔しないための準備

この章のポイント
  • ➤そもそも上棟式は必要か?
  • ➤当日までの流れとスケジュール
  • ➤気になるご祝儀や費用の相場
  • ➤職人さんが喜ぶ差し入れの選び方
  • ➤準備の最終確認とチェックリスト

そもそも上棟式は必要か?

タマホームで家を建てる際、多くの方が最初に悩むのが「上棟式を執り行うべきか」という点でしょう。

結論から申し上げますと、現代のハウスメーカーでの家づくりにおいて、必ずしも上棟式を行う必要はありません。

タマホームの営業担当者からも、「最近は上棟式をされない方がほとんどですよ」と伝えられることが多いようです。

昔ながらの形式に則った上棟式は、神主さんを呼んだり、餅まきをしたりと、準備も費用も大きな負担となる場合があります。

特に都市部では、近隣への配慮から餅まきが難しいという事情もあるでしょう。

そのため、現在では上棟式自体は省略し、その代わりに職人さんたちへの感謝の気持ちとして、ご祝儀や差し入れ、お弁当などを用意する「略式」のスタイルが主流となっています。

上棟式をしないからといって、職人さんたちの仕事が疎かになることは決してありません。

彼らはプロフェッショナルであり、式の有無で仕事の質を変えることはないからです。

しかし、棟上げは家づくりの工程の中でも特にダイナミックで感動的な一日です。

一日で家の骨組みが一気に組み上がる様子は、施主にとって忘れられない思い出となるでしょう。

この特別な日に、現場で家づくりを担ってくれる職人さんたちへ直接感謝を伝え、コミュニケーションを図ることは、今後の良好な関係構築に繋がります。

「いつもありがとうございます」「これからも安全第一でよろしくお願いします」という感謝の言葉と共に、労をねぎらう差し入れなどをお渡しするだけでも、現場の雰囲気はより良いものになります。

大切なのは形式ばった儀式ではなく、施主の感謝の気持ちを伝えることです。

したがって、「上棟式はしない」という選択をした場合でも、何らかの形で感謝を伝える場を設けることをお勧めします。

それが、結果的に満足のいく家づくりへと繋がっていくのではないでしょうか。

ご自身の予算や考え方に合わせて、無理のない範囲で心のこもったおもてなしを計画することが、最も重要なポイントと言えるでしょう。

当日までの流れとスケジュール

タマホームの棟上げ(むねあげ)当日をスムーズに迎えるためには、事前の準備と段取りが非常に重要です。

具体的にいつ、何をすれば良いのか、時系列に沿って確認していきましょう。

1. 棟上げ日の確認(約2〜3週間前)

まずは、タマホームの現場監督や工務担当者に、正確な棟上げの日程を確認します。

天候によって日程がずれる可能性もあるため、予備日も含めて確認しておくと安心です。

この段階で、上棟式は行わず、差し入れやご祝儀で感謝を伝えたいという意向を伝えておきましょう。

担当者も慣れているため、スムーズに話が進むはずです。

2. 当日の参加人数の確認(約1〜2週間前)

差し入れやお弁当、ご祝儀を準備する上で、当日の職人さんの人数を把握することが不可欠です。

現場監督に連絡し、「棟梁さん、クレーンのオペレーターさん、大工さんなど、合計で何名いらっしゃいますか?」と具体的に確認しましょう。

通常、10名前後になることが多いようですが、現場の規模によって変動します。

正確な人数を把握することで、無駄のない準備が可能になります。

3. 差し入れ・ご祝儀の検討と準備(約1週間前)

人数が確定したら、ご祝儀や差し入れの内容を具体的に決めていきます。

ご祝儀を渡す場合は、新札を用意し、のし袋に名前を書いておきましょう。

差し入れの飲み物やお菓子も、何にするかリストアップし、購入計画を立てます。

お弁当を注文する場合は、お店の予約もこのタイミングで済ませておくと安心です。

夏場なら冷たい飲み物、冬場なら温かい飲み物を用意するなど、季節に応じた配慮も大切です。

4. 最終確認と買い出し(2〜3日前)

棟上げ日が近づいてきたら、現場監督に再度連絡を取り、日程や時間、人数に変更がないか最終確認を行います。

天候が怪しい場合は、雨天時の対応についても相談しておきましょう。

確認が取れたら、飲み物やお菓子などの買い出しを済ませます。

クーラーボックスや紙コップ、おしぼり、ゴミ袋なども忘れずに準備しておくと、当日非常に役立ちます。

これらの準備を計画的に進めることで、当日は心に余裕を持って職人さんたちをお迎えすることができます。

事前の段取りが、棟上げという特別な一日を成功させる鍵となるのです。

 

気になるご祝儀や費用の相場

棟上げの準備で最も気になるのが、ご祝儀や差し入れにかかる費用ではないでしょうか。

もちろん、これらは施主の「気持ち」なので決まった金額はありませんが、一般的な相場を知っておくと準備の目安になります。

ここでは、ご祝儀と差し入れに分けて、具体的な費用の相場を見ていきましょう。

ご祝儀の相場

ご祝儀は、職人さんたちの労をねぎらい、感謝の気持ちを伝えるために渡すものです。

一般的には、現場を取り仕切る棟梁(とうりょう)に少し多めに包み、他の職人さんには同額を包むことが多いようです。

以下に、役職ごとの一般的な相場をまとめました。

  • 棟梁:10,000円~30,000円
  • 現場監督:5,000円~10,000円(受け取らない場合もある)
  • その他の職人さん(大工、クレーン等):3,000円~5,000円

現場監督はタマホームの社員であるため、会社の方針でご祝儀を受け取らないケースもあります。

事前に「心ばかりですが…」と確認してみるのが良いでしょう。

ご祝儀を渡すタイミングとしては、朝の作業開始前の挨拶時か、お昼休憩の時、または作業終了後に、棟梁にまとめてお渡しし、「皆さんで分けてください」と一言添えるのがスマートです。

ご祝儀を渡さない選択も全く問題ありません。

その場合は、少し豪華なお弁当を用意したり、手土産にビール券や商品券をお渡ししたりと、別の形で感謝を伝える方法もあります。

差し入れ・お弁当の費用相場

差し入れは、休憩時間に職人さんたちがリフレッシュできるように用意するものです。

10時と15時の休憩時間に合わせた飲み物やお菓子、そしてお昼のお弁当が一般的です。

仮に職人さんが10名の場合の費用目安は以下のようになります。

項目 内容 費用目安(10人分)
飲み物 お茶、コーヒー、ジュース、スポーツドリンクなど 2,000円~4,000円
お菓子 個包装のスナック、甘いもの、せんべいなど 1,000円~2,000円
お弁当 仕出し弁当、ほっともっと等 8,000円~15,000円
手土産 ビール6缶パック、お菓子の詰め合わせなど 10,000円~20,000円

全てを用意する必要はなく、ご自身の予算に合わせて組み合わせを考えることが大切です。

例えば、「ご祝儀は渡さず、お弁当と手土産を少し豪華にする」「お弁当は無しで、午前と午後の差し入れを充実させる」など、柔軟に計画しましょう。

合計すると、ご祝儀と差し入れ全体で5万円~10万円程度がひとつの目安となりますが、最も重要なのは金額の大小ではなく、感謝の気持ちです。

無理のない範囲で、心のこもった準備をすることが成功の秘訣です。

職人さんが喜ぶ差し入れの選び方

せっかく差し入れをするなら、職人さんたちに「お、気が利くな」と喜んでもらいたいものですよね。

ここでは、現場で実際に喜ばれる差し入れの選び方について、具体的なポイントをご紹介します。

飲み物はバリエーション豊かに

飲み物は、棟上げの差し入れの定番であり、最も喜ばれるアイテムの一つです。

ポイントは、種類を豊富に用意しておくこと。

人の好みは様々なので、甘いものが好きな人、お茶が好きな人、コーヒーが好きな人、それぞれが選べるようにしておくと親切です。

  1. 季節に合わせる:夏は冷たい麦茶やスポーツドリンク、経口補水液が人気です。冬は温かい缶コーヒーやお茶をポットで用意すると大変喜ばれます。
  2. 甘い系とさっぱり系:缶コーヒー(微糖、ブラック)、ジュースなどの甘い系と、緑茶、麦茶、水などのさっぱり系の両方を用意しましょう。
  3. 炭酸飲料も意外と人気:疲れた体には炭酸が心地よいと感じる人も多いです。コーラやエナジードリンクなども選択肢に入れると良いでしょう。

クーラーボックスに入れておき、「ご自由にどうぞ」と声をかけておけば、職人さんたちも好きなタイミングで手に取ることができます。

お菓子は「個包装」で「手が汚れない」ものがベスト

休憩時間に手軽につまめるお菓子も嬉しい差し入れです。

選ぶ際の重要なポイントは「個包装」であることと「手が汚れにくい」ことです。

現場では、大人数が一度に手を伸ばしますし、作業の合間に食べるので、衛生面や手軽さが重視されます。

具体的には、以下のようなものがお勧めです。

  • 甘いもの:チョコレート、クッキー、バームクーヘン、ミニケーキなど
  • しょっぱいもの:おせんべい、おかき、スナック菓子など
  • その他:塩分補給タブレット(夏場)、カロリーメイトなどの栄養補助食品

大袋のスナック菓子などは避け、一つひとつ包装されているものを選びましょう。

和菓子と洋菓子、甘いものとしょっぱいものをバランス良く揃えておくと、より多くの人に喜んでもらえます。

お弁当はボリュームを重視

お昼ご飯にお弁当を用意する場合、何よりもボリュームを重視して選びましょう。

大工仕事は大変な肉体労働なので、職人さんたちはお腹を空かせています。

おしゃれな幕の内弁当よりも、唐揚げ弁当や焼肉弁当など、お肉がメインのがっつり系のお弁当が好まれる傾向にあります。

ほっともっとやオリジン弁当など、温かいお弁当を提供してくれるお店も人気です。

また、お弁当と一緒にお味噌汁やカップスープなどを添えると、満足度がさらに高まります。

準備の最終確認とチェックリスト

タマホームの棟上げ(むねあげ)前日までに、準備に漏れがないか最終確認を行いましょう。

当日になって慌てることがないように、持ち物や段取りをリスト化しておくと非常に便利です。

以下に、棟上げ準備の最終確認チェックリストを作成しましたので、ぜひご活用ください。

ご祝儀・手土産関連

  • □ ご祝儀用の新札は用意したか?
  • □ のし袋に名前と金額を記入したか?
  • □ 渡す人数分ののし袋は揃っているか?
  • □ 手土産(ビール、お菓子など)は購入したか?
  • □ 手土産を渡すための紙袋などはあるか?

ご祝儀は、金額を間違えたり、名前を書き忘れたりといったミスが起こりがちです。

前日までに必ず中身を確認し、すぐに渡せる状態にしておきましょう。

差し入れ・お弁当関連

  • □ 飲み物(お茶、コーヒー、ジュース等)は十分な量を購入したか?
  • □ お菓子(個包装のもの)は用意したか?
  • □ お弁当を注文した場合、時間と個数の再確認はしたか?
  • □ 季節に合わせた飲み物(温かい・冷たい)の準備はできているか?

夏場は特に飲み物が多めに消費されることを想定し、少し余裕を持った量を用意しておくと安心です。

冬場は、電気ポットとインスタントの温かい飲み物を持参するのも素晴らしい心遣いになります。

備品関連

  • □ 飲み物を冷やす(保温する)クーラーボックスやポットはあるか?
  • □ 紙コップ、おしぼり、割り箸は人数分あるか?
  • □ ゴミ袋(可燃・不燃)は複数枚用意したか?
  • □ 差し入れを置くためのレジャーシートや簡易テーブルはあるか?
  • □ カメラやビデオカメラの充電は万全か?

特にゴミ袋は忘れがちですが、施主がゴミを持ち帰るのがマナーです。

分別できるように複数枚用意しておくと、後片付けが非常にスムーズになります。

また、棟上げは家づくりのハイライトとなる一日です。

職人さんたちの邪魔にならないように配慮しつつ、ぜひ写真や動画でその様子を記録に残しておきましょう。

これらのチェックリストを使って最終確認を済ませておけば、心に余裕を持って棟上げ当日を迎えることができるはずです。

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タマホームの棟上げ(むねあげ)当日にやるべきこと

この章のポイント
  • ➤施主が現場に行くべき時間とは
  • ➤大工さんへのお礼と感謝の伝え方
  • ➤雨が降った場合の対応方法
  • ➤ご近所への挨拶と配慮
  • ➤理想の家づくりにつながるタマホームの棟上げ(むねあげ)の秘訣

施主が現場に行くべき時間とは

棟上げ当日、施主としていつ現場に顔を出せば良いのか、タイミングに悩む方も多いでしょう。

一日中現場にいる必要はありませんが、ポイントとなる時間帯に訪れることで、職人さんたちと円滑なコミュニケーションを図ることができます。

ここでは、おすすめの訪問時間をタイムスケジュールとしてご紹介します。

1. 朝の挨拶(8:00〜8:30頃)

朝礼が始まる前の時間帯に一度訪問し、棟梁や現場監督、そして職人さんたちに挨拶をしましょう。

「本日はよろしくお願いいたします。安全第一でお願いします」という一言があるだけでも、現場の士気は高まります。

このタイミングで、「10時の休憩に飲み物などを持ってきますので、皆さんで召し上がってください」と伝えておくと、その後の差し入れがスムーズです。

ご祝儀を渡す場合は、この朝の挨拶の際に棟梁にそっとお渡しするのが一般的です。

2. 10時の休憩時間(10:00頃)

多くの工事現場では、10時頃に午前の休憩が入ります。

この時間に合わせて、最初の差し入れ(飲み物やお菓子)を持っていきましょう。

クーラーボックスなどを現場の邪魔にならない場所に設置し、「こちらに飲み物を用意しましたので、ご自由にどうぞ」と声をかけます。

この時間は職人さんたちも一息ついているので、少しお話をするチャンスかもしれません。

3. お昼休憩(12:00頃)

お弁当を用意する場合は、12時少し前に届くように手配しましょう。

温かいお弁当なら、時間ぴったりに届けるのがベストです。

現場に到着したら、現場監督か棟梁に声をかけ、お弁当を配ってもらいます。

施主も一緒に食事をするわけではないので、お弁当を渡したら一旦現場を離れるのがマナーです。

4. 15時の休憩時間(15:00頃)

午後の休憩時間にも顔を出し、飲み物の補充や新しいお菓子の差し入れをすると、より丁寧な印象になります。

作業の進捗状況を見学させてもらう良い機会でもあります。

クレーンで資材が吊り上げられ、家の形が出来上がっていく様子は圧巻です。

5. 作業終了時の挨拶(17:00頃)

一日の作業が終わる時間帯に再度訪問し、職人さんたちに感謝の気持ちを伝えます。

「本日は一日ありがとうございました。おかげさまで無事に棟上げが終わりました」とお礼を述べましょう。

手土産を用意している場合は、このタイミングで棟梁にお渡しします。

このように、全ての時間帯に顔を出すのが難しい場合でも、「朝の挨拶」と「終了時の挨拶」の2回は訪問できると理想的です。

施主の顔が見えることで、職人さんたちもより一層気持ちを込めて仕事に取り組んでくれることでしょう。

大工さんへのお礼と感謝の伝え方

棟上げという特別な日には、家づくりの主役である大工さんたちへ、心からの感謝とお礼を伝えたいものです。

ここでは、感謝の気持ちがより伝わるスマートな方法やマナーについて解説します。

感謝の言葉を直接伝える

何よりも大切なのは、ご祝儀や差し入れといった「物」ではなく、「言葉」で感謝を伝えることです。

朝の挨拶では「今日一日、安全によろしくお願いします」、作業終了後には「本当にありがとうございました。素晴らしい仕事ぶりに感動しました」といったように、自分の言葉で直接伝えることが重要です。

家が形になっていく様子を見て感じた感動や、これからの生活への期待などを伝えるのも良いでしょう。

職人さんたちは、施主の喜ぶ顔を見ることが仕事の励みになります。

「ありがとうございます」の一言が、現場の雰囲気を和ませ、より良い家づくりへと繋がるのです。

ご祝儀のスマートな渡し方

ご祝儀を渡す際は、タイミングと渡し方に少し配慮すると、よりスマートな印象になります。

ベストなタイミングは、他の職人さんたちがあまり見ていない朝一番の挨拶の時です。

棟梁や現場監督を少し離れた場所に呼び、「これは皆さんへの心ばかりの気持ちです。どうぞよろしくお伝えください」と言って、代表の方にまとめてお渡しするのが一般的です。一人ひとりに配って回るのは、かえって相手に気を使わせてしまう可能性があります。

のし袋の表書きは「御祝儀」または「祝 上棟」とし、下段に施主の苗字を記載します。

金額は、前述の相場を参考に、無理のない範囲で準備しましょう。

コミュニケーションを大切に

休憩時間などに、少しだけ職人さんたちとお話する機会を持つのも良いでしょう。

もちろん、仕事の邪魔になったり、休憩を妨げたりしない範囲での配慮は必要です。

「暑い中(寒い中)、大変ですね」「作業、早いですね!」など、労いの言葉をかけるだけでもコミュニケーションになります。

施主が自分の家づくりに関心を持っていることを示すことは、職人さんたちのモチベーションアップにも繋がります。

このような小さなコミュニケーションの積み重ねが、施主と作り手の信頼関係を育み、タマホームでの家づくりをより満足度の高いものにしてくれるでしょう。

雨が降った場合の対応方法

楽しみにしていた棟上げ当日、もしも天気が雨だったらどうなるのか、心配になりますよね。

棟上げは家の骨組みをクレーンで吊り上げて組み立てる作業なので、天候、特に雨と風の影響を大きく受けます。

ここでは、雨が降った場合の一般的な対応と、施主として心得るべきことについて解説します。

基本的な判断基準

棟上げを中止するかどうかの判断は、施主ではなく、現場監督や棟梁が行います。

その日の天候状況に基づいて、安全に作業ができるかどうかをプロの視点で判断します。

  1. 小雨の場合:作業内容によっては、小雨程度であれば決行されることもあります。ただし、木材が濡れることを嫌う場合や、足元が滑りやすくなるため、中止となるケースも多いです。
  2. 大雨・強風の場合:大雨や強風、雷などの荒天の場合は、ほぼ100%中止となり、予備日に延期されます。クレーン作業は風に非常に弱く、安全が最優先されるためです。

最終的な判断は当日の朝に行われることがほとんどです。

天気予報で雨が確実視されている場合は、前日の夕方に現場監督から連絡が入ることもあります。

施主としてやるべきこと

雨で延期になるかもしれない状況で、施主としてどう対応すれば良いのでしょうか。

1. 自己判断で中止を決めない

「雨予報だから中止だろう」と自分で判断してしまうのは禁物です。

職人さんたちはすでに現場へ向かっている可能性もあります。

必ず現場監督からの連絡を待つか、当日の朝にこちらから電話で確認するようにしましょう。

2. 差し入れのキャンセル対応

延期が決定した場合、注文していたお弁当などのキャンセル手続きが必要になります。

仕出し弁当屋さんに、いつまでならキャンセル可能か、事前に確認しておくと万が一の際にスムーズです。

飲み物やお菓子などは、延期日にそのまま使えるので問題ないでしょう。

3. 延期日への気持ちの切り替え

棟上げのために仕事を休んだり、予定を調整したりしていた場合、延期は残念に思うかもしれません。

しかし、これは家の品質と職人さんたちの安全を守るための重要な判断です。

濡れた木材を使うことは、後のカビや歪みの原因にもなりかねません。

最高のコンディションで棟上げをしてもらうためだと気持ちを切り替え、延期日を改めて楽しみに待ちましょう。

現場監督や職人さんたちも、スケジュール調整などで大変な思いをしています。

「安全第一ですからね。延期日のご連絡お待ちしています」と、労いの言葉をかける心遣いができると素晴らしいですね。

ご近所への挨拶と配慮

棟上げ当日は、大型クレーン車が道路を一時的に使用したり、多くの職人さんが出入りしたり、そして何より大きな作業音が一日中響いたりと、ご近所には何かとご迷惑をおかけする日でもあります。

これから長いお付き合いになるご近所の方々へ、このタイミングで改めて挨拶をしておくことは、良好な関係を築く上で非常に重要です。

挨拶のタイミングと範囲

工事が始まる前の地鎮祭のタイミングで一度挨拶をしているかと思いますが、棟上げの日も挨拶に伺う良い機会です。

朝、現場に到着した際に、工事車両の出入りや騒音で特にご迷惑をかけそうな両隣、裏、向かいのお宅へ、改めて挨拶に伺いましょう。

「本日は棟上げ工事で、一日お騒がせいたします。ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします」と一言伝えるだけで、相手の心証は大きく変わります。

現場監督が挨拶回りをしてくれることもありますが、施主が自ら顔を出して挨拶することが、より丁寧で誠実な印象を与えます。

手土産は用意すべきか

最初の挨拶回りで手土産を渡している場合、棟上げの挨拶で必ずしも手土産が必要というわけではありません。

しかし、より丁寧にという気持ちがあるなら、500円~1,000円程度のちょっとした品物を用意するのも良いでしょう。

例えば、以下のようなものが一般的です。

  • タオルやふきんのセット
  • 地域のゴミ袋
  • 洗剤などの日用品
  • 日持ちのするお菓子

高価なものである必要はなく、あくまで「ご迷惑をおかけします」という気持ちを伝えるためのものです。

のし紙には「御挨拶」と書き、下に自分の苗字を記載します。

現場での配慮も忘れずに

施主自身や、見学に来た家族が、近隣の迷惑にならないように振る舞うことも大切です。

路上駐車は避け、指定された場所に車を停めるようにしましょう。

また、子どもを連れて見学に行く場合は、はしゃぎすぎて大声を出したり、隣家の敷地に入り込んだりしないように、しっかりと監督することが必要です。

こうした小さな配慮の積み重ねが、ご近所との円満な関係の基礎となります。

家が完成してからの暮らしを気持ちよくスタートさせるためにも、棟上げの日の近隣への配慮は忘れずに行いましょう。

理想の家づくりにつながるタマホームの棟上げ(むねあげ)の秘訣

これまで、タマホームの棟上げ(むねあげ)に関する具体的な準備や当日の流れについて詳しく解説してきました。

ご祝儀や差し入れ、様々な段取りはもちろん重要ですが、これら全てに共通する最も大切な「秘訣」とは何でしょうか。

それは、「施主と作り手が一体となって家づくりを進める」という意識を持つことです。

棟上げは、その意識を共有し、良好な関係を築くための絶好の機会なのです。

ハウスメーカーでの家づくりは、ともすると施主と現場の距離が遠くなりがちです。

しかし、実際に家を形にしてくれるのは、現場で汗を流す大工さんや職人さんたちです。

彼らにとって、施主の顔が見え、感謝の言葉を直接聞けることは、大きなやりがいとモチベーションに繋がります。

「この人のために、良い家を建てよう」という気持ちを一層強く持ってもらえるかもしれません。

高価な差し入れや多額のご祝儀が、必ずしも良い家づくりに直結するわけではありません。

一番大切なのは、職人さんたちへのリスペクトと感謝の気持ちです。

「暑い中ありがとうございます」「素晴らしい技術ですね」「この家が建つのを家族みんなで楽しみにしています」

こうしたポジティブなコミュニケーションが、現場の空気を良くし、職人さんたちのプロフェッショナルな仕事を最大限に引き出します。

また、棟上げの日に現場を訪れ、自分の家の骨組みが組み上がっていく過程を目の当たりにすることは、施主自身の家への愛着を深めることにも繋がります。

柱の一本一本に、たくさんの人々の技術と想いが込められていることを実感できるでしょう。

タマホームの棟上げ(むねあげ)は、単なる建築工程の一つではありません。

施主の想いを現場に届け、職人さんたちの労をねぎらい、家づくりに関わる全ての人々の心が一つになるための大切なセレモニーなのです。

ぜひ、この記事で紹介したポイントを参考にして、準備を万全に整え、素晴らしい棟上げの日を迎えてください。

その一日が、あなたの理想の家づくりにとって、忘れられない最高の思い出となることを願っています。

この記事のまとめ
  • ➤タマホームの棟上げでは上棟式をしないのが主流
  • ➤上棟式なしでもご祝儀や差し入れで感謝を伝えるのが一般的
  • ➤準備は棟上げの2~3週間前から計画的に始める
  • ➤事前に現場監督へ当日の参加人数を確認することが重要
  • ➤ご祝儀の相場は棟梁1~3万円、他の職人は3~5千円が目安
  • ➤差し入れは飲み物、お菓子、お弁当などを予算に合わせて用意
  • ➤飲み物は種類を豊富に、お菓子は個包装が喜ばれる
  • ➤お弁当は肉体労働を考慮しボリューム重視で選ぶ
  • ➤当日は朝と作業終了後の挨拶が特に大切
  • ➤ご祝儀や手土産は代表者(棟梁)へまとめて渡すのがスマート
  • ➤雨天時の決行・延期の判断は現場監督に任せる
  • ➤延期に備えお弁当のキャンセルポリシーを確認しておくと安心
  • ➤棟上げ当日はご近所への挨拶回りも忘れずに行う
  • ➤最も大切なのは金額ではなく職人への感謝とリスペクトの気持ち
  • ➤良好な関係構築が理想のタマホームの棟上げ(むねあげ)に繋がる
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