積水ハウス「エアミー」は必要か?天井埋込型の実力と評判を徹底調査

B!

「せっかく積水ハウスで建てるなら、空気環境にもこだわりたい。」

そう考えてカタログをめくっていると、必ず目にするのが「エアミー(Air Me)」という存在ですよね。

天井埋込型の空気清浄機。

響きはスマートですし、床にモノを置きたくない私のような人間にとっては、まさに夢のような設備に見えます。

でも、冷静になって電卓を叩いてみると、ふと我に返る瞬間がありませんか?

「これ、本当に効果あるの?」

「普通の空気清浄機を数万円で買った方が、コスパが良いのでは?」

「天井にあるってことは、掃除が大変なんじゃ…?」

正直に告白しますと、私自身、積水ハウスの情報をリサーチし始めた当初は「換気システムなんてどれも同じでしょ」と高を括っていました。

しかし、調べれば調べるほど、この「エアミー」が単なる飾りではなく、積水ハウスの提案する「空気の質」に対する執念のようなものを体現していることに気づかされたのです。

この記事では、住宅業界の専門家ではありませんが、誰よりも積水ハウスを調べ尽くしている「一人のオタク」としての視点から、エアミーの正体を丸裸にします。

メーカーの美辞麗句だけでなく、メンテナンスの面倒くささやコストの現実まで、包み隠さずお話しします。

この記事で分かる事、ポイント
  • 積水ハウス「エアミー」の具体的な機能と特徴
  • スマートイクスやエアキスとの決定的な違い
  • 実際に導入した人のリアルな評判と口コミ
  • 導入にかかる初期費用とランニングコスト
  • 床置き型空気清浄機と比較したメリット・デメリット
  • フィルター掃除やメンテナンスの手間
  • エアミーを採用すべき人、やめるべき人の判断基準
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積水ハウス エアミーとは?

この章のポイント
  • 天井埋込型の空気清浄機
  • スマートイクスの一部としての役割

まずは「エアミー」という存在の輪郭をハッキリさせておきましょう。

カタログを見ても、専門用語が並んでいて「結局、何をしてくれる機械なの?」と首を傾げたくなることはありませんか?

私はありました。

「換気扇とは違うの?」

「ただの換気口?」

など、頭の中がグルグルと疑問符だらけになったのを覚えています。

結論から言えば、エアミーは「換気扇」ではありません。

あくまで「空気清浄機」です。

それも、積水ハウスが提唱する次世代室内環境システム「スマートイクス(SMART-ECS)」という大きなパズルの、重要な1ピースを担う存在なのです。

ここでは、エアミーが具体的にどのようなメカニズムで動き、私たちの生活に何をもたらしてくれるのか、その基本スペックと役割について深掘りしていきます。

天井埋込型の空気清浄機

エアミー最大の特徴は、何と言っても「天井に埋め込まれている」という点です。

一般的な空気清浄機といえば、リビングの隅に鎮座する四角い箱をイメージしますよね。

コードが這い回り、掃除機をかける時に邪魔になり、子供がぶつかって倒す…あのストレスから解放されることこそが、エアミーの最大のアイデンティティだと言えます。

形状は丸型で、天井にスッキリと収まっています。

これ、インテリアにこだわる人にとっては、喉から手が出るほど欲しい要素ではないでしょうか。

部屋のデザインノイズを極限まで減らせるのですから。

機能としては、室内の空気を循環させながら汚染物質を取り除く仕組みです。

具体的には以下のものを捕集・除去するとされています。

  • 花粉
  • PM2.5
  • ハウスダスト
  • カビの胞子

まるで「天井にある見えない掃除機」のように、24時間365日、私たちの頭上で静かに働き続けてくれるわけです。

個人的には、床にある空気清浄機の「ゴーッ」という音が苦手なのですが、エアミーはその点でもスマートな印象を受けます。

スマートイクスの一部としての役割

ここで少しややこしい話を整理します。

「エアミー」とセットで語られることが多い「スマートイクス」。

これは商品名ではなく、積水ハウスが提案する「換気・空気清浄のシステム全体」を指す言葉です。

例えるなら、スマートイクスという「防衛チーム」の中に、エアミーという「エースストライカー」がいるイメージでしょうか。

スマートイクスは主に以下の3つの要素で構成されています。

  1. 換気システム(アメニティー換気システムなど): 外の空気を取り入れ、汚れた空気を出す
  2. エアミー(空気清浄機): 室内に入ってしまった、あるいは室内で発生した汚れを除去する
  3. HEMS(ヘムス): 空気の汚れを見える化し、制御する司令塔

換気システムだけでは、外から入ってくるPM2.5や花粉を100%防ぐのは難しい。

また、室内で発生するホコリや臭いには対応できません。

そこでエアミーの出番です。

換気で取りきれなかった汚れを、エアミーが強力に浄化する。

この「二段構え」こそが、積水ハウスの空気環境へのこだわりなのです。

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積水ハウス エアミーの評判と口コミ

この章のポイント
  • 採用して良かった人の声
  • 効果を感じにくいという声

カタログスペックがいかに優秀でも、実際に住んでみてどう感じるかは別問題です。

「空気」という目に見えないものを相手にしている以上、効果の実感値には個人差があるのが正直なところでしょう。

私はリサーチャーとして、SNSやブログ、掲示板など、インターネットの海に漂う「エアミーユーザーの生の声」を徹底的に拾い集めました。

そこには、メーカーが決して語らないリアルな本音が転がっています。

「つけて良かった!」と絶賛する声もあれば、「正直、なくても良かったかも…」という後悔の声も。

ここでは、そんな賛否両論の口コミを公平に分析し、エアミーの実像に迫ります。

採用して良かった人の声

まずは肯定的な意見から見ていきましょう。

満足しているユーザーの多くは、やはり「空間の美しさ」と「アレルギー対策」に価値を感じているようです。

「リビングに空気清浄機を置かなくていいのが、これほど快適だとは思わなかった。」

これは非常に多い意見です。

特に小さなお子さんがいる家庭では、子供が空気清浄機を倒したり、ボタンをいたずらしたりするストレスから解放されたという声が目立ちます。

ルンバなどのロボット掃除機を使っている家庭とも相性が抜群です。

また、花粉症の方からは切実な感謝の声も。

「毎年春になると家の中でもマスクをしていたが、新居に引っ越してからは症状が軽い気がする。」

「焼き肉をした後の臭いの消え方が早い気がする」という、脱臭効果を評価する口コミもありました。

天井から空気を吸い上げるので、煙や臭いに対しては効率が良いのかもしれません。

効果を感じにくいという声

一方で、辛辣な意見も無視できません。

むしろ検討中の私たちにとって重要なのは、こちらの「ネガティブな本音」でしょう。

「正直、空気がきれいになっているのか全く分からない。」

これが最も多い意見です。

空気清浄機の宿命ですが、劇的な変化を感じることは難しい。

「高いお金を払ったのに、効果が目に見えないのはモヤモヤする」という心理的な不満につながりやすいようです。

また、音に関する指摘もちらほら見受けられます。

「急速運転モードにすると、天井から結構な音がする。」

普段は静かでも、料理中や掃除中などセンサーが反応して強運転になると、「ゴーッ」という音が頭上から降り注ぐことになります。

テレビの音が聞こえにくくなるほどではないようですが、静寂を好む人には気になるポイントかもしれません。

そして何より、「メンテナンスランプがついた時の絶望感」を挙げる人も。

天井にあるということは、脚立を持ってきて作業しなければならないということ。

この「物理的なハードル」が、じわじわと満足度を下げている側面は否めません。

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積水ハウス エアミーの価格と坪単価

この章のポイント
  • 導入にかかる初期費用
  • フィルター交換と維持費

「いいのは分かった。で、いくらなの?」

結局のところ、判断の分かれ目はここですよね。

積水ハウスの見積書は項目が多くて分かりにくいこともありますが、エアミーはオプション扱いになるケースも多く、その金額に驚く人も少なくありません。

市販の高性能な空気清浄機なら、5万円も出せばかなり良いものが買えます。

ダイソンやバルミューダといったデザイン性の高いものでも7〜8万円でしょう。

では、エアミーは?

ここでは、私が収集した見積もりデータや施主情報を基に、エアミーの「お値段」についてシビアに計算してみたいと思います。

お金の話は、家づくりにおいて最も現実的で、避けては通れない道ですから。

導入にかかる初期費用

エアミーの本体価格は、設置数や契約時期によって変動しますが、おおよその目安として1台あたり10万円前後と考えておくと良いでしょう。

これに施工費が加算される場合もあります。

「えっ、10万円? 空気清浄機に?」

そう思った方、正常な感覚です。

私も最初は二度見しました。

リビングと寝室、子供部屋にそれぞれ設置しようと思えば、3〜4台で30万〜40万円の増額になります。

ただ、ここで考えなければならないのは「住宅ローンに組み込める」というマジックです。

35年ローンで割れば、月々の支払いは数千円の差。

「月々コーヒー数杯分で、一生床掃除のストレスから解放されるなら安い」と考えるか、「いやいや、そのお金で家具をグレードアップしたい」と考えるか。

価値観が試される金額設定だと言えます。

ちなみに、スマートイクス全体のシステムとして導入する場合は、換気システムとのセット価格になるため、内訳が見えにくくなることもあります。

見積もりをもらった際は、必ず「エアミー単体の価格」を確認することをおすすめします。

フィルター交換と維持費

初期費用だけでなく、ランニングコストも忘れてはいけません。

エアミーは魔法の箱ではないので、定期的なフィルター交換が必要です。

一般的に、プレフィルター(大きなホコリを取るもの)は水洗いが可能ですが、集塵フィルターや脱臭フィルターは消耗品です。

メーカー推奨の交換目安は使用環境によりますが、数年に一度の交換が必要になるケースが多いです。

この交換用フィルターが、地味に高い。

1セットあたり数千円〜1万円程度かかる場合があります。

市販の空気清浄機であれば、Amazonで安い互換フィルターを探すこともできますが、埋込型の設備機器の場合、純正品を買わざるを得ないことがほとんどです。

「家を建てた後にかかる見えないコスト」として、これもしっかり計算に入れておく必要があります。

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積水ハウス エアミーのメリットとデメリット

この章のポイント
  • 床置き型にはない魅力
  • 設置前に知っておくべき注意点

ここまで見てきて、エアミーに対する印象はどう変わりましたか?

「やっぱり欲しい」と思った方もいれば、「うーん、微妙かも」と感じ始めた方もいるでしょう。

物事には必ず表と裏があります。

営業担当者はメリットを強調しますが、私たちはデメリットこそ直視しなければなりません。

ここでは、これまで挙げてきた特徴を整理しつつ、私が考える「エアミーの決定的なメリット・デメリット」を箇条書きレベルで明確にします。

迷った時、このリストを見返して、自分のライフスタイルと照らし合わせてみてください。

床置き型にはない魅力

エアミーを選ぶ最大の理由は、やはり「空間の質」への投資です。

  • 床面積を占領しない: 物理的に部屋が広くなる。これは最強のメリット。
  • 掃除が楽: 床のコードや本体をどかす手間がゼロ。ルンバもスムーズ。
  • インテリア性: 「生活感」が出がちな家電を隠せる。モデルハウスのようなスッキリ感。
  • 安全性: 小さな子供やペットが倒したり、コードに引っかかったりする事故がない。
  • 空気の流れ: 天井から効率よく空気を循環させるため、部屋全体の空気が淀みにくい。

特に「生活感を出したくない」「ミニマリスト的な暮らしがしたい」という方にとっては、機能面以上にこの「存在感のなさ」がお金に代えがたい価値になります。

設置前に知っておくべき注意点

一方で、導入前に覚悟しておくべき点も多々あります。

  • メンテナンスの高さ: 脚立必須。高齢になった時、自分で掃除できるか?
  • 故障時の対応: 家電なら買い替えれば終わりだが、設備だと修理の手配が面倒。
  • アップグレード不可: 最新機能がついた新商品が出ても、簡単には交換できない。
  • 位置の変更不可: 一度埋め込んだら、模様替えで「ここに移したい」は不可能。
  • 初期費用の高さ: やはり市販品に比べると割高感は否めない。

特に「位置の変更不可」は盲点になりがちです。

家具のレイアウトを変えたら、エアミーの真下にベッドが来てしまい、風が直接当たって寒い…なんて失敗談も聞いたことがあります。

設計段階での綿密なシミュレーションが必要です。

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スマートイクスやエアキスとの違い

この章のポイント
  • 用語の整理と選び方
  • 結局どれを採用すべきか

積水ハウスのカタログを読んでいると、「スマートイクス」だの「エアキス」だの、似たような横文字がたくさん出てきて混乱しませんか?

私は完全に混乱しました。

「全部一緒じゃないの?」と思いたくなりますが、これらは全く別の概念です。

ここを混同していると、営業さんとの会話も噛み合いませんし、何より自分たちに必要なものが何なのか見失ってしまいます。

分かりやすく整理して、頭の中をクリアにしましょう。

「自分たちに必要なのはシステムなのか、建材なのか」という視点を持つことが大切です。

用語の整理と選び方

ざっくり言うと、以下のような違いがあります。

  1. スマートイクス (SMART-ECS): 「換気」+「空気清浄」のシステム全体の名称。
  2. エアミー (Air Me): スマートイクスを構成する「機器(空気清浄機)」の名前。
  3. エアキス (Air Kis): 化学物質(ホルムアルデヒドなど)を極力抑えた「建材や内装」の仕様基準。

つまり、「エアキス仕様の家で、スマートイクスというシステムを採用し、その中にエアミーという機械が入っている」という構造になります。

エアキスは「汚染物質を出さない家づくり」の基準であり、機械ではありません。

壁紙や接着剤に配慮するものです。

アレルギー体質の方や、シックハウス症候群が心配な方は、まず「エアキス」を重視すべきです。

その上で、さらに積極的に空気をきれいにしたい場合に「エアミー(スマートイクス)」を検討するという順番が正解です。

結局どれを採用すべきか

では、何をどう選べばいいのか。

もしあなたが「新築のあの独特なニオイが苦手」「子供がアトピー気味」というのであれば、エアキスは必須レベルで検討してください。

これは健康の土台です。

その上で、「花粉症がひどい」「PM2.5が気になる地域に住んでいる」「ペットを飼う予定がある」という場合は、エアミー(スマートイクス)の導入価値が高まります。

逆に、「空気清浄機なんて必要な時だけ置けばいい」「窓を開けて換気するのが好きだ」というタイプの方は、無理にエアミーを入れる必要はないかもしれません。

その10万円を、キッチンのグレードアップや、より良い断熱材に回すという選択肢も、立派な戦略です。

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積水ハウス エアミーで後悔しないために

ここまで、積水ハウスのエアミーについて、その機能からコスト、メリット・デメリットまで、かなり細かい部分まで踏み込んで見てきました。

正直、メーカーのカタログよりも「現実的な」話が多かったかもしれません。

エアミーは、決して「魔法の機械」ではありません。

導入すれば全ての空気トラブルが解決するわけでも、メンテナンスフリーで一生使えるわけでもありません。

しかし、「空間のノイズを消す」という点において、これほど優れたソリューションがないのも事実です。

私自身、家づくりについて調べていく中で何度も感じることですが、「完璧な設備」なんて存在しません。

あるのは「自分たちの生活スタイルに合っているかどうか」だけです。

もしあなたが、日々の床掃除を少しでも楽にしたい、リビングをモデルルームのようにスッキリ保ちたい、そして見えない空気の質にも投資できる余裕があるなら、エアミーは間違いなく「採用して良かった」と思える設備になるでしょう。

逆に、コストパフォーマンスを最優先し、家電の買い替えサイクルに合わせて最新機能を使い続けたいと考えるなら、あえて採用しない勇気も必要です。

「積水ハウスだから全部乗せなきゃ」という強迫観念に駆られる必要はありません。

大切なのは、営業担当者の言葉を鵜呑みにせず、自分たちの暮らしをシミュレーションすること。

「脚立に登って掃除している自分」を想像してみてください。

その手間を惜しんででも得たい快適さがそこにあるか。

その答えが出た時こそ、あなたにとっての正解が見つかるはずです。

この記事が、あなたの家づくりの迷いを晴らす、小さな「換気扇」のような役割になれば嬉しいです。

この記事のまとめ
  • エアミーは換気扇ではなく天井埋込型の空気清浄機
  • スマートイクスという換気システムの一部として機能する
  • 最大のメリットは床がスッキリし掃除が楽になること
  • 子供やペットのいたずら防止にも効果的
  • 効果の実感には個人差があり「分からない」という声も
  • 強運転時の動作音には注意が必要
  • 本体価格は約10万円+施工費がかかる
  • フィルター交換などのランニングコストも考慮すべき
  • 脚立を使った高所でのメンテナンスが必須
  • 一度設置すると場所の変更や機種変更が難しい
  • エアキス(建材)とは別物なので混同しないこと
  • 花粉症やアレルギー対策を重視するなら導入価値あり
  • コスパ重視なら市販の空気清浄機という選択も正解
  • 生活スタイルとメンテナンスの可否で判断すべき
  • 「なんとなく」で採用せず明確な目的を持って決めること

 

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