
「東京23区で一軒家なんて、宝くじでも当たらないと無理だ…」
毎晩のように不動産サイトを眺めては、ため息をついている方も多いのではないでしょうか。
しかし、諦めるのはまだ早いです。
確かに価格は高騰していますが、エリア選びや戦略次第で、普通の会社員でも23区内にマイホームを持つことは不可能ではありません。
ただし、そのためには「綺麗な広告には載っていない不都合な真実」を知っておく必要があります。
この記事では、住宅業界を徹底的にリサーチし続ける私が、業者トークではない「購入者目線」のリアルな情報を包み隠さずお伝えします。
- 23区内のリアルな価格相場とエリア格差
- 購入に必要な世帯年収と資金計画
- 狭小住宅・3階建てで後悔しないためのポイント
- ネットに出ない「未公開土地」の探し方
- 予算内で建てるためのコストダウン術
- マンションと比較した際の資産価値
- 信頼できるハウスメーカー・工務店の選び方
一軒家を23区で買うなら知っておくべき価格相場の現実
- 23区のエリア別価格マップと格差
- 年収はいくら必要?無理のない資金計画
- 8000万円の壁と5000万円台の可能性
まず最初に、残酷な現実と希望の光の両方をお話しさせてください。
23区とひとくちに言っても、その価格差は「全く別の国」と言えるほど開いています。
「23区は高い」というイメージだけで思考停止してしまうのは本当にもったいないです。
この章では、最新のデータに基づいたエリア別の価格マップと、実際に購入するために必要な年収ラインについて深掘りしていきます。
「自分には無理かも」と不安になっているあなたも、数字を正しく把握することで、意外な選択肢が見えてくるはずです。
まずは敵(価格相場)を知ることから始めましょう。
23区のエリア別価格マップと格差

23区の不動産価格は、西高東低の傾向が顕著です。
私のリサーチノートによると、港区や千代田区などの都心3区はもちろん、城南エリア(目黒・世田谷)や城西エリア(杉並・中野)では、土地だけで1億円を超えることも珍しくありません。
一方で、希望がないわけではありません。
足立区、葛飾区、江戸川区などの城東エリア、あるいは練馬区や板橋区の一部では、新築一戸建てが5,000万円〜6,000万円台で販売されているケースがまだ存在します。
同じ23区内でも、川を一本渡るだけで価格が2,000万円変わることもザラにあります。
例えば、人気の中央線沿線は高騰していますが、少し北にずれて西武線沿線や東武線沿線を狙うだけで、予算内の一軒家が見つかる確率はグッと上がります。
「絶対に〇〇区!」というこだわりを一度捨てて、通勤時間などの「実利」でエリアを広げてみることが、23区で家を持つための第一歩です。
重要なのは「住所のブランド」よりも「家族の生活の質」を守れる予算配分です。
年収はいくら必要?無理のない資金計画
「で、結局いくら年収があればいいの?」というのが本音ですよね。
一般的に、無理のない返済比率は年収の25%以下と言われています。
仮に6,000万円のローンを金利0.5%(35年変動)で組んだ場合、月々の返済は約15.5万円。
これを手取りではなく額面年収の25%で逆算すると、世帯年収で約750万円〜800万円が一つの目安になります。
- 世帯年収800万円:城東・城北エリアの建売住宅が視野に入る
- 世帯年収1000万円:城西エリアの狭小住宅や、注文住宅の可能性も
- 世帯年収1400万円以上:人気エリアでの土地購入+注文住宅の選択肢が増える
ただし、これはあくまで「借りられる額」であって「返せる額」ではありません。
お子様の教育費や老後資金を考えると、ペアローンでギリギリまで借り入れるのは非常にリスクが高いです。
私が見てきた失敗例の中で最も多いのが、「銀行が貸してくれるから」といって限度額いっぱいまで借りてしまい、その後の生活がカツカツになってしまうパターンです。
「借りられる額」と「安心して返せる額」は全く別物であることを、肝に銘じておいてください。
8000万円の壁と5000万円台の可能性

現在、23区で「普通の広さ(30坪程度)」の土地に注文住宅を建てようとすると、総額で8,000万円〜1億円の壁にぶつかります。
これは一般的なサラリーマン家庭には厳しい数字ですよね。
しかし、5,000万円台〜6,000万円台で実現する方法がないわけではありません。
それが「狭小住宅」という選択肢です。
15坪〜20坪程度の土地に3階建てを建てるスタイルなら、土地代を大幅に圧縮できます。
「そんな狭い家、住みにくいんじゃない?」と思うかもしれませんが、最近の設計技術は凄まじいです。
- 廊下を極限まで減らして居室を広げる
- 吹き抜けやスケルトン階段で視覚的な広がりを作る
- デッドスペースを収納に変える徹底的な工夫
23区で賢く家を持つ人は、広さを求めるのではなく「空間の密度」を高めることに予算を使っています。
物理的な面積よりも、設計の工夫で豊かさは作れるのです。
逆に言えば、この「狭さを克服する設計力」がない会社に頼んでしまうと、ただ狭くて暗いだけの家になってしまい、一生後悔することになります。
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23区の一軒家は後悔する?狭小住宅のメリットとデメリット
- マンションと比較した維持費と資産価値
- 3階建ての生活動線と老後のリアル
- 隣家との距離や日当たり問題を解消する工夫
「憧れの23区一軒家を手に入れた!」と喜んだのも束の間、「こんなはずじゃなかった…」と後悔する人が後を絶ちません。
特に狭小住宅や3階建てには、住んでみないと分からない特有の落とし穴があります。
この章では、メリットだけでなく、デメリットを徹底的に洗い出します。
私は「家は買って終わり」ではなく「生活の器」だと考えています。
30年、40年と住み続ける中で直面するであろう問題を、今のうちにシミュレーションしておきましょう。
ここを直視できるかどうかが、満足度の分かれ道です。
マンションと比較した維持費と資産価値

23区内では「マンション vs 一戸建て」の論争が永遠に続いていますが、リサーチャーとしての結論は「維持費なら戸建て、流動性ならマンション」です。
マンションは毎月の管理費・修繕積立金、駐車場代がかかります。
23区内だとこれだけで月5〜8万円、35年間で2,000万円以上になることも珍しくありません。
一方、一戸建てにはこれらの固定費がありません(修繕費の積立は自己責任ですが)。
「月々の支払いが同じなら、戸建ての方が実際のローン返済に充てられる金額は大きい」というのは重要な事実です。
ただし、資産価値の面では注意が必要です。
木造一戸建ての上物は20年強で価値がほぼゼロになります。
資産として残るのは「土地」だけです。
対してマンションは、好立地なら建物価値が維持されやすい傾向にあります。
もしあなたが「将来売却して住み替える」ことを前提にするならマンションが有利かもしれません。
しかし、「永住して子供に土地を残したい」「月々のランニングコストを抑えたい」と考えるなら、23区の一軒家は非常に理にかなった選択と言えます。
3階建ての生活動線と老後のリアル
23区の狭小地では、3階建てがほぼ必須条件となります。
ここで最大の問題となるのが「階段」です。
「若いうちはいいけど、老後はどうするの?」この質問、私も何度自分に問いかけたか分かりません。
実際、3階のベランダまで洗濯物を運ぶのが辛くて、結局部屋干しばかり…という声もよく聞きます。
- 1階:水回りと納戸(将来の寝室予備軍)
- 2階:LDK(家族が集まる場所)
- 3階:子供部屋・寝室
このような配置が一般的ですが、後悔しないための対策は「将来のリフォームを想定しておくこと」です。
例えば、ホームエレベーターを設置できるスペース(畳一畳分)を収納として確保しておく、1階だけでも生活が完結できるような配管計画をしておく、などです。
「今は元気だから大丈夫」という楽観視は禁物です。
また、意外と見落としがちなのが「家具の搬入」です。
3階建ての狭い階段では、大型冷蔵庫やソファが上がらないトラブルが多発しています。
クレーンでの吊り上げ搬入には数万円の追加費用がかかることも、あらかじめ覚悟しておく必要があります。
隣家との距離や日当たり問題を解消する工夫

23区の住宅密集地では、隣の家との距離が50cm〜1mしかないなんてことはザラです。
「窓を開けたらお隣さんの壁」「1階は昼間でも電気が必要」という環境も珍しくありません。
ここで重要になるのが「採光計画」と「視線のコントロール」です。
- トップライト(天窓)やハイサイドライト(高窓)を活用し、空からの光を取り込む
- 隣家の窓の位置を事前に調査し、自分の家の窓と被らないように配置をずらす
- 中庭や吹き抜けを作り、家の中心に光を落とす
特に「窓の位置をずらす」ことは基本中の基本ですが、これを怠る建売住宅や設計士が意外と多いのです。
日当たりが悪い家は、湿気がたまりやすく、何より住んでいて気分が滅入ります。
私の知り合いのあるお宅では、2階リビングの天井を高くし、高窓を設けることで、密集地とは思えない明るさを実現していました。
土地の条件が悪くても、設計の知恵次第で快適な住環境は作れます。
だからこそ、パートナー選びが命取りになるのです。
23区で理想の一軒家を建てる土地探しの秘訣と成功ルート
- ネット情報は遅い?未公開物件の探し方
- 土地なし状態から始める家づくりの正しい順序
- 建築条件付き土地の注意点と活用法
「良い土地が見つからない…」これは家づくりをする人の9割がぶつかる壁です。
特に23区内の土地探しは、戦場と言っても過言ではありません。
条件の良い土地は、ネットに掲載される前に水面下で売買されてしまうからです。
この章では、不動産業界の裏側にある「情報の流れ」を解説し、ライバルより一歩先に優良物件を手に入れるための具体的なアクションプランをお伝えします。
ただ待っているだけでは、理想の土地は永遠に手に入りませんよ。
ネット情報は遅い?未公開物件の探し方

SUUMOやアットホームで見つけた「これだ!」と思う土地に問い合わせたら、「すみません、もう申し込みが入っています」と言われた経験はありませんか?
実はこれ、よくある話なんです。
不動産情報は、まず「自社の見込み客」→「業者間ネットワーク(REINS)」→「ポータルサイト」という順序で流れます。
つまり、ネットで見ている情報は、すでに誰かが検討した後のおこぼれである可能性が高いのです。
本気で土地を探すなら、地元の不動産屋に足を運び、「買いたい本気度」をアピールして、未公開情報を回してもらえる関係を作る必要があります。
しかし、何軒も不動産屋を回るのは大変ですよね。
そこでおすすめなのが、「ハウスメーカーや工務店と一緒に土地を探す」という方法です。
彼らは不動産業者と太いパイプを持っており、一般には出回らない情報を独自に持っていることがあります。
「土地探しは不動産屋、家づくりは工務店」と分けて考えるのではなく、最初からトータルで相談できるパートナーを見つけるのが、23区での成功の近道です。
土地なし状態から始める家づくりの正しい順序
多くの人が「まず土地を買ってから、建てる会社を探そう」と考えがちですが、これは23区においては危険なルートです。
なぜなら、狭小地や変形地が多い23区では、土地の形状や法規制によって「建てられる家のボリューム」が大きく制限されるからです。
「土地は買ったけど、希望の間取りが入らなかった」「地盤改良費で想定外の出費が出た」という悲劇が後を絶ちません。
- STEP1:総予算の把握と住宅会社の候補出し
- STEP2:住宅会社とタッグを組み、土地と建物のセットで資金計画を立てる
- STEP3:気になる土地に「ラフプラン」を入れてもらい、実現可能性を確認してから購入申し込み
この順序を守ることで、予算オーバーや「こんなはずじゃなかった」を防げます。
特に「斜線制限」が厳しい23区では、数センチの差で3階が建つかどうかが変わります。
素人判断で土地を買うのは、目隠しで車を運転するようなものです。
必ずプロの設計士の目を通してから土地の契約書にハンコを押してください。
これが鉄則です。
家づくり・新築
建築条件付き土地の注意点と活用法

23区で土地を探していると、「建築条件付き土地」によく遭遇します。
これは「土地を売る代わりに、指定した建築会社で家を建ててね」という条件がついた土地のことです。
一見、自由度が低くてデメリットのように思えますが、実は狙い目なケースもあります。
- 相場より土地価格が割安に設定されていることが多い
- 建売住宅よりは間取りや設備の自由度が高い(セミオーダー感覚)
- 土地と建物の窓口が一つなので手続きが楽
ただし、注意点もあります。
指定される建築会社の実力が低かったり、標準仕様がショボかったりすると、オプション費用で結局高くつくことがあります。
建築条件付き土地を検討する際は、契約前に必ず「標準仕様書」を確認し、どれくらいの追加費用がかかるのかを試算してもらいましょう。
もし、どうしてもその土地が気に入ったけれど建築会社が気に入らない場合、「条件外し」の交渉ができることもあります(数百万円の上乗せが必要ですが)。
選択肢を最初から狭めず、メリットとデメリットを天秤にかけて冷静に判断することが大切です。
23区の一軒家を予算内で実現するための費用対策と会社選び
- 大手ハウスメーカーと地元工務店の価格差
- 狭小地が得意な会社を見極めるポイント
- コストダウンできる間取りと設備の選び方
「理想を詰め込んだら見積もりが予算を1000万円オーバーした…」これは家づくりあるあるですが、笑い事ではありません。
特に土地代が高い23区では、建物費用をいかにコントロールするかが死活問題になります。
しかし、単に安い会社を選べばいいわけではありません。
「安かろう悪かろう」で、住んでから寒い家や雨漏りする家になっては本末転倒です。
ここでは、品質を落とさずに賢くコストを抑える方法と、23区の家づくりに強い会社の選び方を解説します。
大手ハウスメーカーと地元工務店の価格差

CMでよく見る大手ハウスメーカーは安心感がありますが、価格には莫大な「広告宣伝費」や「展示場維持費」が上乗せされています。
坪単価で言うと、大手なら100万円〜、地元工務店なら70万円〜といった具合に、30坪の家で1,000万円近い差が出ることも珍しくありません。
23区で予算を抑えたいなら、地域密着型の工務店を候補に入れることを強くおすすめします。
特に東京には、狭小住宅に特化した優秀な工務店や設計事務所が数多く存在します。
彼らは狭い現場での搬入ノウハウや、限られた予算で空間を広く見せるテクニックに長けています。
「でも、工務店って倒産とか心配…」という気持ちも分かります。
その場合は、「住宅完成保証制度」に加入している会社を選ぶなどの対策があります。
ブランド名にお金を払うのか、自分たちの暮らしにお金を払うのか。
一度冷静になって考えてみてください。
狭小地が得意な会社を見極めるポイント
全ての住宅会社が狭小住宅を得意としているわけではありません。
広大な土地に建てるのが得意なメーカーに、15坪の3階建てを依頼するのは、フランス料理のシェフに寿司を握らせるようなものです。
狭小地が得意な会社を見極めるには、以下の質問をぶつけてみてください。
- 「SE構法など、耐震性を保ちながら大空間を作れる工法に対応していますか?」
- 「過去に15坪〜20坪以下の施工事例を見せてもらえますか?」
- 「隣地との隙間が狭い場合の、足場の組み方やメンテナンス計画はどうなりますか?」
これらの質問に即答し、具体的な提案をしてくれる担当者なら信頼できます。
特に23区では、高度な構造計算が必要な3階建てが多いため、構造に対する知識が浅い営業マンは要注意です。
ある工務店では、ミリ単位で柱の位置を調整し、家具がピタリと収まる設計をしていました。
「狭いから仕方ない」と言い訳せず、「狭いからこそ面白い」と目を輝かせて提案してくれるプロを見つけてください。
コストダウンできる間取りと設備の選び方

見積もりを減らすために「キッチンなどのグレードを下げる」のは最終手段です。
まずは間取りの工夫でコストを削りましょう。
最も効果的なのは「家の形をシンプルにすること」です。
凹凸の多い家は、外壁や屋根の面積が増え、材料費も施工費も上がります。
総2階や総3階の四角い箱型にするのが、最もコスパが良いのです。
- 部屋を細かく仕切らず、オープンな間取りにしてドアや壁の数を減らす
- 水回りを1ヶ所(または上下階で同じ位置)にまとめて配管コストを下げる
- 既製品の収納家具を活用し、造作家具を減らす
特に「ドア」は意外と高いです。
子供部屋を最初はワンルームにしておき、将来必要になったら家具で仕切るようにすれば、ドアや壁の費用を浮かせられます。
「本当に必要なもの」と「あったらいいな」を厳しく仕分ける作業が、予算内での家づくり成功のカギです。
ただし、断熱材や窓サッシなどの「基本性能」をケチるのは絶対にNGです。
光熱費が高くなり、結露で家が傷む原因になります。
目に見える設備は後から変えられますが、家の構造に関わる部分は簡単には変えられません。
ここだけはお金をかけるべきポイントです。
23区で一軒家の夢を叶えるために最初にするべきこと
ここまで、23区で一軒家を買うための厳しい現実と、それを乗り越えるための具体的な戦略をお話ししてきました。
「やっぱり大変そうだな…」と少し尻込みしてしまったかもしれません。
しかし、私が取材してきた多くの施主様たちは、困難を乗り越えた先に「やっぱりこの場所に家を建てて良かった」と口を揃えて言います。
最後に改めて、後悔しない家づくりの要点をまとめます。
- 23区の価格格差を知りエリアの視野を広げること
- 借りられる額ではなく返せる額で予算を組むこと
- 狭小住宅は設計力のある会社選びが命
- 3階建ては老後の動線もシミュレーションする
- マンションより維持費は安いが修繕積立は必須
- 資産価値重視なら土地値を意識する
- ネットの情報は残り物が多いと知る
- 土地探しと会社選びは同時進行が鉄則
- 建築条件付き土地も選択肢の一つに加える
- 大手だけでなく地元工務店も比較検討する
- 家の形をシンプルにしてコストダウンを図る
- 構造や断熱性能には妥協しない
- 隣家との視線や採光対策を徹底する
- 複数の会社からプラン提案を受けること
- 焦らず信頼できるパートナーを見つけること



